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ブラジル、トルコ戦の前に自信たっぷり

Posted June. 03, 2002 13:08,   

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3日、蔚山(ウルサン)の文殊(ムンス)ワールドカップ(W杯)スタジアムで行われるW杯C組の初戦のために、「意表をつく」ポジション変更をしたのか。決戦1日前の2日夕、文殊スタジアムで最終練習を行ったブラジル選手たちは、紅白戦で役割を変えながら軽く調整を整えた。

最高の得点屋ロナウド(インテル・伊)は後方で守備をし、GKマルコス(パルメイラス)は攻撃の先頭に立った。唯一、もともとのポジションを担当したリバウド(FCバルセロナ)は2得点1アシストを挙げ、負傷の後遺症から完全に復活した様子だった。セネガルが最強フランスを下した後、もう一つのいけにえになりはしないかという懸念する雰囲気はまったく感じられなかった。むしろ、勝利を確信する表情が歴然としていた。

練習を終えた後、ロナウドは「トルコ戦には当然勝つ。トルコについてすべてを分析し、準備は終わった」と自信感を隠さなかった。

最後の練習でも余裕を見せたブラジルは先月末、蔚山でキャンプをした後、変わった姿を披露してきた。GKを除いた10人全員が攻撃と守備を繰り返す戦術を磨いてきた。

史上類例のない「0−0−10」フォーメーションでも組み立てるつもりだったのか。

また、攻撃中心のプログラムで終始した。ロナウド、リバウド、ロナウジーニョの「3R」攻撃陣を投入したセットプレーを集中的に練磨。ウィングバックのカフ、カルロスも攻撃の前面に送り込まれることが多かった。守備の練習はトルコの奇襲攻撃に備える程度で済ませ、なかなか眼にすることがなかった。あたかも、「2点奪われれば、3点入れれば済むことだ」といわんばかりに。

トルコの戦力をビデオで分析したというルイス・フェリペ・スコラリ監督は「フランスーセネガル戦は、ブラジルには慢心を取り除いてくれた大変なモーニングコールだった。トルコは守備が強いとはいえ、われわれは最上の攻撃ラインを持っており、十分に崩せる」と意欲を語った。



金鍾錫 kjs0123@donga.com