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もうけた外国人投資家、損した機関投資家

もうけた外国人投資家、損した機関投資家

Posted June. 03, 2002 22:30,   

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「ひざで買って肩で売れ」は誰もが知っている株式取り引きの格言。

株価が上昇に転じていることを確認した上、値上げする「ひざ」で買って、上昇基調から下落に転じたことを確認後、値下げの「肩」で売ることで、損失を減らし、利益を最大化するという意味だ。

米同時多発テロ以降、外国人投資家はこのような株式取り引きの格言通りにした結果、大もうけした一方、機関投資家は逆の形を取ったため損失をこうむっていることが明らかになった。機関投資家は総合株価指数が937まで跳ね上がって下落するときに買い増したことが損失をさらに膨らませる原因となった。

大信(テシン)証券が3日、米同時テロ以降の外国人投資家と機関投資家の取り引きの形態を分析した結果によると、外国人はテロ直後の9月28日(総合株価指数476.68ポイント)まで4920億ウォンの売り越しの後、買いに転じ、今年2月14日(796.18ポイント)まで3兆3855億ウォンの買い越しとなった。

しかし、総合株価指数が800ポイントを超すと、売り攻勢を強め、5月末までに4兆ウォン以上を売った。正確な利益規模の計算は難しいが、50〜100%の利益を上げたとみられる。

これに対して、機関投資家は総合株価指数480ポイント台(2001年9月25日)から710台(今年1月16日)までに1兆8303億ウォンの売り越しをした後、買い越しに転じ、5月末まで3兆6000億ウォンの買いを進めた。外国人投資家と正反対の取り引き形態を取ったために損失を膨らませてしまった。



洪贊善 hcs@donga.com