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英社によって大量の空席発生 政府、売れ残り入場券の現場販売検討

英社によって大量の空席発生 政府、売れ残り入場券の現場販売検討

Posted June. 03, 2002 22:26,   

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政府は3日、ワールドカップ(W杯)入場券の売れ残り座席分が生じたことと関連し、韓国W杯組織委員会(KOWOC)を通じて国際サッカー連盟(FIFA)に強く抗議するとともに、入場券販売代行会社の英バイロム社に対し損害賠償を請求することにした。

申仲植(シン・ジュンシク)国政広報処長は同日、閣議後の記者ブリーフィングで「W杯入場券の販売に失敗が生じ、各スタジアムで大量の空席が発生する事態が相次ぎ、試合当たり10億ウォン程度の損失を被っているものとみられている」と述べ、このような方針を明らかにした。

政府は、これとともに今後行われる試合に対しては、販売代行会社のバイロム社から未販売の入場券データーを送ってもらい、現場で入場券を販売する方法を模索することにした。

しかし。バイロム社は、これに対して立場の表明を見合わせており、入場券販売が実際いつから可能なのかは不透明な状態だ。

W杯入場券の売れ残りは、先月31日のソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)W杯スタジアムで開かれた開会式の3500席をはじめ△蔚山(ウルサン、1日)1万席△釜山(プサン、2日)2万2800席△光州(クァンジュ、2日)1万9000席△日本・新潟(1日)8621席△札幌(1日)1万282席△茨城(2日)7750席△埼玉(2日)1万979席など、2日現在、全部で9万2932席分の空席が生じたものとみられている。

韓日W杯組織委員会によると、W杯入場券320万枚のうち20万枚はFIFAが直接管理し、残りの300万枚のうちの150万枚はバイロム社が海外販売を代行した。韓日両国は、それぞれ75万枚を渡され自国内販売をしてきた。



金影植 spear@donga.com