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地方選投票近づき 各地で泥沼の選挙戦

Posted June. 11, 2002 22:38,   

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6月13日に投票が行われる全国同時地方選挙に向けた選挙運動が大詰めを迎え、各党と候補者らの暴露、ひぼう、地域感情を助長する発言、告訴・告発が乱舞しており、最後の段階で選挙が混濁と違法に進む様相となっている。

野党ハンナラ党の南景弼(ナム・ギョンピル)スポークスマンは11日、「仁川市(インチョンシ)選挙管理委員の文(ムン)某氏が与党民主党の党員であることが分ったため、わが党の要求で委員を入れ替えさせたが、民主党はこれを『湖南(ホナム)出身であるがゆえに辞任させられた』と、地域感情をそそのかす自害行為を行っている」と非難した。

ハンナラ党は、また、金大中(キム・デジュン)大統領の三男、弘傑(ホンゴル)氏に違法な外貨持ち出しの容疑があるという見方を提起している。

民主党は、韓利憲(ハン・イホン)釜山市(ブサンシ)市長候補がソウル汝ウィ島(ヨイド)の党事務所で記者会見し、ハンナラ党の安相英(アン・サンヨン)釜山市長候補から性的暴行を受けたという被害者の弁護士の証言を公開した後、安候補の辞退を求めた。

民主党は、また「選挙法に違反しているハンナラ党の李明博(イ・ミョンバック)ソウル市長候補と、旧安全企画部(=安企部、国家情報院の前身)の資金を受け取ったハンナラ党の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)京畿道(キョンギド)知事候補は辞退せよ」と強調した。

自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁は、大田市(デジョンシ)で記者会見し「ハンナラ党は忠清(チュンチョン)地域の人々を仲たがいさせることに血眼になっているが、これに付和雷同する忠清人らがいる。13日を忠清人のプライドをたて直す日にするように」とし地域住民の感情に訴えた。

金銭のばらまきと暴力行為も深刻化しつつある。

慶北(キョンブク)ソンジュでは、某政党支部の事務局長朴(パック)某容疑者など7人が選挙運動員らに5200万ウォンを配った容疑で身柄を拘束され、カネを受け取った44人全員が立件された。また、10日午後8時ごろ忠南(チュンナム)扶ヨ(ブヨ)郡守の選挙に出馬した自民連候補が農協会議室で選挙対策会議を行っていたところ、30代の酔っ払い男性7〜8人が乱入、暴言と悪態をつくなどの騒ぎがあり、警察が捜査している。



尹永燦 尹鍾求 yyc11@donga.com jkmas@donga.com