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デジタルカメラ・ビデオカメラ 無数の光センサーの結合..

デジタルカメラ・ビデオカメラ 無数の光センサーの結合..

Posted June. 12, 2002 22:41,   

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最近デジタルカメラが大きな人気を集めている。フィルムのないデジタルカメラがいかにして写真を撮るのだろう。デジタルカメラのなかに内蔵されたCCD(電荷結合素子)がフィルムの役割をになうからだ。

CCDは数多くの光センサーを結合したものだ。デジタルカメラでは「数百万の画素」というが、画素数が多いほど写真の質が良い。現在、一般製品のなかで最も良い製品は400万〜500万画素のもので、値段は100万ウォンくらいだ。こうしたデジタルカメラは写真を撮った後A4用紙の大きさで写真を出力してもアナログカメラと大差ない。

CCDは四角い板のようになっていて、その上に数多くの光センサーが画素数だけ付けられている。400万画素ならば400万の光センサーがCCDに付着している。

それぞれの光センサーの前にはカラーフィルターがついている。光の三原色である赤・緑・青のフィルターだ。赤いフィルターは赤色の光だけを通過させ、この光が光センサーに伝えられる。光センサーは該当する光の光量を電荷量に取りかえる。CCDが光の粒を電子に、つまり光を電気信号に取りかえるのだ。この電子に対する情報をメモリー半導体に記録すれば写真ファイルができあがる。

CCDはデジタルビデオカメラ、隠しカメラ、監視カメラなど多様なところに使われる。指紋やこう彩認識の装置などもCCDが指紋とこう彩を撮っているのだ。

コンピューターや携帯電話に取り付けているカメラにはCCDの代りにCIS(CMOSイメージセンサー)が入っている。CISは同じ光センサーを使用するが、作る方法が簡単で値段が安い。その代わり画質は良くない。現在、世界的なメーカーがCISを高品質に作るための研究に励んでおり、3〜4年後には携帯電話でも鮮やかな映像で顔を見ながらの通話が可能になるだろう。



dream@donga.com