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統一地方選 ハンナラ党が圧勝 民主・自民連惨敗 

統一地方選 ハンナラ党が圧勝 民主・自民連惨敗 

Posted June. 14, 2002 09:42,   

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13日、投票が行われた第3期全国同時地方選挙の結果、野党ハンナラ党がソウル市、京畿道(キョンギド)、仁川市(インチョンシ)の首都圏3カ所の広域自治体の首長を席巻したのをはじめ、7大都市の市長・9道(日本の県に相当)の知事のうち少なくとも11地域で勝利を挙げ圧勝する形となった。

これによって、ハンナラ党はひとまず12月の大統領選に向け有利な高地を占拠したのに対し、選挙で惨敗した与党民主党と自民連は、大統領候補の再信任論と指導部に対する問責論などをめぐる選挙後遺症で大きな内紛に巻き込まれる見通しとなった。

民主党と自民連は、政界再編を含めた大統領選構図の積極的な変化を模索するものとみられるなか、ハンナラ党も自民連と民主党の一部議員を抱き込む「逆の政界再編」に乗り出す可能性が大きく、政界地図の激変が予想されている。

開票の結果、ハンナラ党は首都圏3カ所と釜山市(ブサンシ)、大邱市(デグシ)、蔚山市(ウルサンシ)、慶北(キョンブク)、慶南(キョンナム)の嶺南(ヨンナム)全域を席巻しており、忠北(チュンブク)と江原(カンウォン)でも楽勝した。

13日夜10時現在、大田(デジョン)市はハンナラ党の廉弘迵(ヨム・ホンチョル)候補が、大きな得票差で自民連の洪善基(ホン・ソンギ)候補より優勢となっており、当選が有力視されている。

済州道(チェジュド)知事選挙では、ハンナラ党の慎久範(シン・グボム)候補が民主党の禹瑾敏(ウ・グンミン)候補と同夜遅くまで激しい接戦を繰り広げた。

民主党は伝統的な支持基盤の光州市(クァンジュシ)、全羅南北道の3地域を確保した以外は、済州道で接戦を繰り広げている程度だ。

自民連も大田・忠清南北道の地盤3地域のうち、忠南でのみ沈大平(シム・デピョン)候補が勝利しており、大田ではハンナラ党と接戦を行っていることが分かり、党勢のい縮が不可避となった。

ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)候補は13日夜「むずかしい時期に政界の国政混迷を審判し、国家運営をきちんと行わなければ国民が背をむくことがあり得るというのを明確に見せてくれた選挙だった」とし「選挙結果について恐れと重い責任感を感じており、わが党は国民大革新と国民大統合の政治を繰り広げていきたい考えだ」と述べた。

民主党の韓和甲(ハン・ファガブ)代表は「今回の統一地方選挙で見せてくれた国民の考えを謙虚な気持ちで受け入れたい。今後は民主党が生まれ変われるよう骨を削る思いで全力を尽したい」と述べた。



尹永燦 yyc11@donga.com