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世界の「韓国イメージ」に大きな変化

Posted June. 24, 2002 22:43,   

한국어

サッカー2002韓日ワールドカップをきっかけに、海外での韓国のイメージに肯定的な変化が著しくなった。

東亜(トンア)日報経済部が24日、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)に依頼し、欧州、米国、南米などの現地貿易館を通じて、各国の反応を調べた結果、わずかここ1ヵ月の短い期間で、韓国のイメージが肯定的かつ積極的なイメージに急速に変化していることが分かった。

韓国代表チームの奇跡的な善戦と闘魂、サポーター「赤い悪魔」の熱狂的でありながらも乱れない応援などが複合的に影響し、60億の世界の人の心に「コリア」のイメージが新しく刻み込まれるようになったのだ。

W杯が始まる直前の5月中旬、KOTRAが72カ国から1万2793人を対象に実施した調査で、外国人たちは韓国の国家イメージとして「分断国家」(33%)をもっとも多く挙げ、W杯(29%)、高度成長(25%)、88年五輪(13%)などがそれに続いた。全般的な認知度では、「韓国を良く知っている」とした回答は28%に過ぎなかった。

しかし、W杯が進むにつれ、「サッカー強国」「情熱の国」「赤い悪魔」「情報通信(IT)強国」など、肯定的で活気あふれるイメージに変化しつつあると、現地の貿易館は伝えた。街頭応援が集中的に紹介され、「情熱的で活気あふれる国」というイメージも大きく広がっている。

三星(サムスン)電子ドイツ・フランクフルト支社のユ・ジェスン次長は「W杯による韓国の認知度の上昇は、数百億ウォンをかけた広告をはるかに上回る効果がある」と話した。ドイツ代表チームのGKカーンが「韓国人の熱狂的な応援は、サッカーの最後の段階であるとともに、もっとも素晴らしい段階である」と発言したのも話題になっている。

米国では、100万人余りの街頭応援団が雲集した光化門(クァンファムン)とソウル市庁前広場が、夜が明ける前にきれいに片付いている様子が、深い印象を与えている。韓国の社会、文化的な水準が先進国の域に入っている、という現地の人々の評価も聞かれた。



李炳奇 金光賢 eye@donga.com kkh@donga.com