政府はサッカー・ワールドカップ(W杯)「4強神話」を果した韓国サッカー代表チームの決勝戦への進出にかかわりなく、W杯閉幕翌日の7月1日を「国民慶祝の日」として臨時公休日にすることにしたと、大統領府が24日発表した。
さらに翌7月2日午後に、民官合同で「W杯成功開催記念国民大祝祭」を開くことにした。
金振杓(キム・ジンピョ)大統領政策企画首席秘書官は「当初、韓国チームが決勝に進出した場合公休日にする方針だったが、関係省庁との調整や世論の収れんにより、国民の熱い熱気に応えて「4強神話」を国民的慶事であると考えて、このように決定した」と述べた。
「W杯国民大祝祭」の開催場所は、ソウル市庁前広場や上岩洞(サンアムドン)ワールドカップ競技場、平和公園などが検討されており、W杯開幕式や文化行事など、W杯期間中に全国で起こった各種の文化行事のハイライトを1カ所に集めて公演する計画だ。
これとともに政府は「ポストワールドカップ」総合対策を作り△韓中日3カ国の「北東アジアプロサッカーリーグ」結成、南北サッカー交流の活性化△芝生の競技場の拡大と選手の育成△大規模投資・輸出・観光・文化使節団の派遺(9〜10月)△W杯記念館設立などを推進することにした。
金大中(キム・デジュン)大統領は、このような報告を受けて「W杯の成功は△国民的団結を成し△高まった『韓国ブランド』をもとに、国運興隆の契機とし△世界の人々とともに進む韓国を作ることだ。今や『第2のW杯』が始まらなければならない」と強調した。
政府は分野別「ポストワールドカップ」プログラムの具体化に向けて、26日の経済関係長官懇談会を手始めに、来月7日にW杯関係長官会議、13日分野別総合報告会議、18日経済效果極大化策報告会議を開くことにした。
李哲熙 klimt@donga.com