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与野党、副議長めぐり確執

Posted June. 25, 2002 22:17,   

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野党ハンナラ党と与党民主党は、25日、国会議長を自由投票で選出することにした前日の暫定的な合意にもかかわらず、第16代国会後半期の副議長と常任委員長の割り振りをめぐって、攻防を続けている。両党内部では、強硬論が浮上している。

民主党は「議長を出した政党は副議長の割り振りから排除すべきだ」として副議長2人を民主党と自民連に割り当てることを求めているが、ハンナラ党は「受け入れられない」という立場を明確にしている。

李揆澤(イ・ギュテク)院内総務は「民主党が国会法や憲法のどこにもないき弁を固執するならば、副議長でも自由投票を要求する」として民主党に圧力をかけた。李富栄(イ・ブヨン)議員も「民主党が議院運営委員長まで要求しているが、院内最大政党が国会の運営の責任を取るポストを持たない国があるものか」と述べた。

ハンナラ党は、しかし内部的には議長とともに副議長1人さえ獲得できれば、議院運営委員長と予算決算委員長のうちのどちらかは譲歩できると考えている模様だ。また、常任委員長の数でも、民主党の要求(ハンナラ党対民主党対自民連=9対8対2)を受け入れる用意があるとの立場だ。

民主党は、議長を出さない政党が副議長を受け持ってこそ、多数党をけん制できる力のバランスをはかることができるとして反ばくしている。

院内行政室の関係者は、「ハンナラ党が議長と副議長を自由投票で選出することを主張しているのは、交渉力を強めるためのカードに過ぎない。副議長団は交渉を通じて解決をはかった方がハンナラ党にとっても望ましいはずだ」と話した。

民主党は、また金大中(キム・デジュン)大統領が離党したにもかかわらず、事実上の与党の役割を担当しているだけに、議院運営委員長と予算決算委員長は前半期国会のときと同じように、民主党が受け持つべきだと主張している。

民主党は、自由投票による議長選出と、副議長や常任委員長の割り振り問題の一括解決をはかる考えだ。民主党は、鄭寅鳳(チョン・インボン)議員の議員職はく奪で、ハンナラ党の議席数が131席に減り、過半数に及ばなくなったため、27日の院内総務会談でハンナラ党を説得できるものと期待している。



朴成遠 鄭用𨛗 swpark@donga.com yongari@donga.com