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経済界の裏話、経営にも役立つ「東亜eノーブリアンス」

経済界の裏話、経営にも役立つ「東亜eノーブリアンス」

Posted July. 02, 2002 23:10,   

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「新聞で分からなかった深い話を興味津々読んでいる。1週間に2回しか読めないのが残念なほど」(陳永郁、韓化証券社長)

「有益な高級情報が盛りだくさんで、つぶさに読んでいる」(李南雨、リーキャピタル投資諮問社長)

「経済界の知られていない裏話が企業経営にも大いに役立つ」(金孝俊、BMWコリア社長)

東亜(トンア)日報の経済部記者らが経済の現場で取材した話の中で、紙面の制約やオフ・レコなため新聞に載せきれなかった話を集め、企業の最高経営者(CEO)など、経済界のオピニオンリーダーに毎週月曜日と木曜日に配信する電子メール雑誌「eノーブリアンス」が良い反響を呼んでいる。

今年1月24日に第1号が配信されて以来、これまでに44号が配信されたが、「電子メールを開くと、eノーブリアンスを先に呼んでから業務を始める」という熱心なCEO読者も少なくない。「ニュースの裏のニュース」が多いゆえに、eノーブリアンスは口達者で名を馳せる経済界のリーダーらの隠されている話を垣間見ることができるためだ。

大韓商工会議所の朴容晟(パク・ヨンソン)会頭は、最近、付き合っている人々に中小住宅建設会社のトンイル土建の高在一(コ・ジェイル)社長を誉める話をよくする。朴会頭と高社長はまったく見知らぬ間柄。しかし、朴会頭はeノーブリアンスを読んで「高社長が良質のマンションを造るために400回をも設計を変更するなど、品質最優先の経営に徹している」ことが分かったため。

「デジタル新経済の伝道師」として有名な韓国インターネット企業協会の李今龍(イ・グムリョン)会長は「覚えやすいうえ、有意義な内容が多く、講演するときもeノーブリアンスに紹介された記事をよく引用している」と述べた。

またeノーブリアンスには、企業と経済省庁などの話せない内幕と経済界のリーダーの知られていないプライベートな情報などがざっくばらんな形で盛り込まれているため、該当する企業はたまに新聞記事以上に敏感な反応を示す。

某グループ構造調整本部のある関係者は「うちのグループについての話が紹介されると、ほかの企業からの問い合わせが殺到する」とし、「毎週会議を開くたびに、eノーブリアンスの内容を検討して問い合わせに関する対応策を話し合う」と述べた。

CEOが直接反応を見せたことも少なくない。興味を引くのは、CEOらがやや否定的に受け止められがちな内容についても予想外に寛大な反応を見せるということだ。

たとえば、eノーブリアンス3月28日付けには、某大手企業社長の爆弾酒(2種類以上の酒をいっしょに飲むこと)の飲み口と対人関係に注ぐ並外れた努力についての記事が紹介された。東亜日報の紙面でも一部紹介されたこの話について、該当企業の広報室は「ほかの長所も多いのに何でよりによって爆弾酒なのか」と不満をこぼしたが、本人はかえって「全力で経営をやってるというのが浮き彫りになった。ありがとう」という電話を取材記者に掛けてきた。

田允迵(チョン・ユンチョル)副総理兼財政経済部長官の場合、小学生の時、きつねを叩き伏せた話や公職生活に決着がつけられる危機に追い込まれたところで起死回生した話などは官庁街でも大きな話題になった。

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