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李会昌候補「一方的な太陽政策」と現政権を非難

李会昌候補「一方的な太陽政策」と現政権を非難

Posted July. 08, 2002 00:49,   

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野党ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)大統領候補は7日、「(現政権は)相互性などの原則を無視し、一方的に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)側の意のままに引きずられ、支援にのみにきゅうきゅうとしてきた。このようでは武力挑発は今後もあり得る。このような太陽政策をこれ以上続けてはいけない」と主張した。

李候補は、ソウル汝矣島(ヨイド)の党本部で記者懇談会を開き「大統領と政権が、考えを180度変えることを求める」と述べた。

李候補は「太陽政策を破棄するという意味か」という質問に「南北問題を対話と協力で解決するには、軍事的な信頼構築から始めて、実用的な緊張緩和の段階を踏まなければならない。太陽政策を再検討して、誤った部分や原則なしに行なってきた部分は、変えなければならないという意味だ」と答えた。

また「腐敗根絶に向けた特別検事制の導入やTV聴聞会の実施などが受け入れられない状況で、真の中立内閣が構成されるとは考えない。わが党が求める中立内閣でなければ、大統領の任期末に再び困難な状況になる恐れがある」と語った。

さらに「大統領が中立人事の推薦を要請する場合、受け入れる意思があるか」という質問に「真の中立内閣を構成し、不正腐敗根絶への意志を示して意見を聞いてくるならば、私の意見を話すことができる。しかし、人だけ変えて中立内閣とすれば、失敗に終わるだろう」と答えた。

李候補は、最近の政界の改憲論議について「年内に改憲するということ自体が、真剣でない政略的提案であり、現実的に不可能だ」と反対の意思を明らかにした。

これに対し、与党民主党の李洛淵(イ・ナクヨン)スポークスマンは「李候補は、対北包容政策を批判しているが、これまで一度も代案を出したことがない」と反ばくし、朴仙淑(パク・ソンスク)大統領公報首席秘書官は「大統領は、民主党を離党した後、政治的中立を守っている」と述べた。



jyw11@donga.com