「スターたちが活躍する」
三星(サムスン)証券杯2002プロ野球オールスター戦が17日、華やかに幕を開けた。昨年末完成し今年オープンした大リーグ級の仁川(インチョン)文鶴(ムンハク)球場で午後6時半に開幕した今回のオールスター戦は、いつにも増して見ごたえのある舞台だ。
▲ミスターオールスターは誰〓オールスター戦の最優秀選手は、実力よりは「運」が大きく作用する。決定的な時にチャンスが回ってこなければならず、打席チャンスも多くなくてはならない。
2回以上投げるチャンスが殆どない投手よりは、打者の方がはるかに有利だ。歴代20回のオールスター戦で投手が受賞したのはわずか2回(85年キム・シジン、94年チョン・ミョンウォン)しかなかった。特にホームランを放つ長打者らが受賞する確立が高い。2000年には3ランホームランを打った宋志晩(ソン・ジマン、ハンファ)が、昨年はソロホームランを含め4打数4安打を打った「黒熊」ウッズがMVPに輝いた。
▲3年ぶりの「李—李コンビ」〓国内で、人気とカリスマで李鐘範(イ・ジョンボム、32、キア)と李尚勲(イ・サンフン、32、LG)の右に出る選手はいない。この二人が西軍メンバーとして再び手を組んだ。
98年からそろって日本プロ野球の中日ドラゴンズに進出した二人の李が同じチームでプレーするのは99年以来3年振りのこと。
▲再登場した「伝説のスターたち」〓韓国プロ野球の「国宝級投手」宣銅烈(ソン・ドンヨル、39、韓国野球委員会広報委員)と84年打撃三冠王になるなど一時代を風靡した「ハルク」李萬洙(イ・マンス、44、シカゴ・ホワイトソックスコーチ)。彼らが再びグローブとバットを手にする。
宣と李が登場する舞台は、オールスターイベントの「ドクターKレース」と「ホームランレース」で、二人は錚々たる現役後輩たちと手腕を競いあう。
▲ファンサービス〓試合開始前の場外イベントとして、プロ野球記念写真展とファンが参加する「ストライクをとれ」イベントが行われる。
記念写真を撮るフォトタイムと野球規則に関するクイズ大会、そして8球団のチアリーダー競演大会とポップグループ神話(シンファ)のステージも用意されている。始球式は人気絶頂のタレントのチャン・ナラが行う。
金相洙 梁鍾久 ssoo@donga.com yjongk@donga.com