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李承鎏、打つたびに新記録

Posted July. 23, 2002 22:57,   

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最近、サッカー代表チームがW杯でベスト4入りを果たしたことから「4強神話」という言葉が流行っている。実際、スポーツ界で「神話」という表現は、容易に使える言葉ではない。前人未踏の大きな記録を更新した時こそのみ付けられる栄誉ある言葉だ。ところが、「ライオンキング」こと李承鎏(イ・スンヨッブ、25、三星ライオンズ)がプロ野球の神話を書き直し関心を集めている。

6年連続の30ホームラン−2、通算250ホームラン−1など。李承鎏はバットを振り回すたびに記録を更新している。

李承鎏は果たしてどこまで神話を書き直せるだろうか。23日現在、28本の本塁打を放ち、この部門で首位タイを守っている李は、あと2本さえ追加できれば、だれもが果たせなかった6年連続の本塁打30という大記録を達成することになる。97年、32本の本塁打を放ちホームラン王になった以降、たった一度も30本の高地から降りたことがない。日本のプロ野球をはじめ、米大リーグでもなかなか見られない記録だ。

李承鎏は、これに先立ち、1本を追加すれば、通算3番目に本塁打250の高地に立つ。現在、「記録の男」張(チャン)ジョンフン(33、ハンファ)が322本で通算最多本塁打の首位を守っているが、李の勢いを考えると、これも近く破られそうだ。李は3.84試合当たり1本(14打数当たり1本)を記録し、張(5.4試合当たり1本、18打数当たり1本)よりはるかに速いペースを見せている。

また、李は史上初の打撃部門7冠王に挑戦している。李は現在、本塁打と打点(79点)、得点(67点)、長打率(0.686)など4部門でトップを走っている。打率4位(0.330)、出塁率3位(0.440)、最多安打3位(100本)など3つの部門でも1位をわずかな差で追いつめている。5冠王、歴代打撃の最多冠王。李は99年、5冠王になったことがある。

李は先月22日、最年少と最短期間の700得点(現在713得点)という記録を同時に更新した。当時、満25歳10カ月3日で941試合目の出場だった李は、LGの洪(ホン)ヒョンウが持っていた最年少の記録(28歳6カ月22日)を2年7カ月も繰り上げ、ヤン・ジュンヒョクが保有している最少試合の記録(1042試合)を101試合も短縮した。通算、得点の最高記録は、張ジョンフンの981得点。これも、李によって更新されることがほぼ確実視される。



梁鍾久 yjongk@donga.com