26日の株式市場は、総合株価指数が700ポイント台を割り込んで、今年に入って最安値をつけた。米ドルに対するウォンの為替レートは外国人が株式投資資金を回収したため、19ウォン以上急騰し、1190ウォン台まで値を上げた。
26日の株価指数は前日対比25.68ポイント(3.55%)下がり697.84で引けた。この日の指数は、昨年12月28日の693.70以降の最安値である。コスダック指数も前日より1.9ポイント値を下げ58.33で取り引きを終えた。
25日の(現地時間)米ナスダック指数が50.15ポイント(マイナス3.89%)暴落した1,240.08で引けるなど、米株式市場が反発して一日で弱気に転じた中で、台湾など半導体企業の第3四半期の実績が振るわないだろうという見通しが下げ幅を広げた。
とくに外国人投資家は三星(サムスン)電子とSKテレコムを中心に3333億ウォン分の株を売り渡して、9売買日連続で株式の売り渡しが続いた。同日の外国人投資家による売り渡しの規模は今年に入って2番目である。
外国人投資家は、コスピ200指数先物も191億ウォン分を売り出した。ここに個人の売り注文まで重なって、先物の値段が5%以上暴落し、一時取り引きを中断させるサイドカーが発動された。
一方ソウル外国為替市場でウォン・ドル相場は、前日より19.5ウォン、ウォン安ドル高の1190.4ウォンで引けた。ウォン・ドル相場が一日で19ウォン以上上がったのは01年4月4日(21.5ウォン)以来初めてである。
韓国銀行のイ・チャンヒョン為替市場チーム次長は、「米国系ファンドが顧客の買戻し要求に応えるため、3億ドルの投資資金の回収に乗り出したため、為替相場が大幅に上昇した。」とし、「外国人による株式の売り渡しで為替相場は当分1180〜1200ウォンの水準に止まる」と予想した。
金相哲 李那姸 sckim007@donga.com larosa@donga.com