「2番目の入札関門を通過しろ」
中国の符号分割多重接続(CDMA)設備の追加入札が迫り、韓国関連企業の期待が高まっている。
28日、通信業界によると、今年初め、CDMA携帯電話サービスを商用化した中国のチャイナユニコムは、昨年4月の第1次入札後延期してきた第2次入札を、早ければ今月中に始めるという。
中国の移動体通信業界3位のチャイナユニコムは、今回の入札でこれまでの第2世代方式CDMA網を、高速(144Kbps)無線インターネットが可能な第3世代方式(20001X)にアップグレードする計画だ。入札規模は発表されなかったが、1000万回線、20億ドルに達するとみられる。
韓国は第3世代CDMAサービスを世界で最も早く商用化したCDMA宗主国として、今回の入札でも大きな成果をあげると期待している。
三星(サムスン)電子は今年の初め、中国の一部の地域でCDMA追加を取るなど技術力と安全性を認められ、2次入札でも有利な立場を確保した。LG電子は世界で最も進んだ商用化技術力を全面に出し、1次入札の失敗をばん回すると意欲を見せている。
この外に、システムメーカーのヒョンデシスコムをはじめ、エーステクノロジー、ダンアム電子通信、アイルインテック、エスピコンピュータなどの部品会社は、入札に直接参加はしないが、内外の企業との提携を通じた輸出に期待をかけている。
しかし、市場い縮で厳しい状況にある海外のメジャー企業の意欲も強く、韓国の企業にとっては、相当な負担となっている。また、中国内のCDMA加入者数が6月末現在で100万人を超えないなど、CDMAの普及速度が遅く、2次入札量がさらに減るという見方も出ている。
これについて、梁俊迵(ヤン・ジュンチョル)情報通信部国際協力官は「2次入札はまもなく、地域別に行われる予定だ。韓国企業は第3世代技術をすでに商用化した経験があり、活躍が期待される」と語った。
金泰韓 freewill@donga.com