ＡＲＦ外相会議に出席 北朝鮮・白南淳外相、今日ブルネイ着

朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の白南淳（ペク・ナムスン）外相が、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）地域フォーラム（ＡＲＦ）外相会議に出席するため、３０日夜ブルネイに到着する予定だと現地の外交筋が２９日発表した。

北朝鮮の代表団は、外務省の朴明九（パク・ミョング）参事、馬（マ）チョルス亜州局長、国際機構局の金ジョングク副局長など８人からなっている。

今回のＡＲＦ会議では、６月２９日に起きた西海（ソヘ）での砲撃戦に対する北朝鮮の遺憾表明と南北長官級会談の提案について討議し、第２回南北首脳会談の開催を促す内容の議長声明を採択するものとみられる。

しかし、北朝鮮は２７日、平壌（ピョンヤン）放送を通じて西海砲撃戦の根本的な原因は、根拠のない北方限界線（ＮＬＬ）のせいだとして韓国と米国に責任を押し付けているだけに、議長声明の採択は多少難航するものと予想される。

金影植 spear@donga.com