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外国人農業研修生制度を導入へ 農畜家の一手不足解で

外国人農業研修生制度を導入へ 農畜家の一手不足解で

Posted July. 31, 2002 22:30,   

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早ければ今年末、外国人産業研修生制度のような「外国人農業研修生制度」が導入され、来年初めには、国内畜産農家などで合法的に仕事をすることができる。

31日、農林部は労働部など関係省庁との協議を経て、11月から国内の農業分野に外国人勤労者を研修生として働けるようにする農業研修生制度を導入する方針だと発表した。

農業研修生の国内滞在期間は、研修1年と就職2年の合わせて3年で、季節と関係なく、人手の足りない養豚、養鶏施設、園芸などの分野に投入する予定だ。予定している人材枠は5000人だが、中国、ウズベキスタンなどに居住する韓国系中国人の朝鮮族が優先的に選ばれると見られる。

蘇万鎬(ソ・マンホ)農林部農業政策局長は、「9月まで関連規定と運営システムを構築するなど制度導入のための準備作業を終え、その後の選定手続きなどを考慮すると、実際の人材導入時期は、来年初め頃になるだろう」と話した。

農業研修生制度は、一手不足で困っていた畜産農家などがかなり以前から要求してきたものだが、現在のように外国人の不法労働者を雇用するより口蹄疫(こうていえき)など家畜伝染病を防止する上でも有利だと、農林部は説明した。

大韓養豚協会の朴純哲(パク・スンチョル)指導チーム長は「現在不法で国内畜産農家に就職している朝鮮族など外国人労働者は、2000〜3000人と推定される。5月に発生した口蹄疫もその外国人労働者から移された可能性が高く、正式な検疫を経て、合法的に入国するように、制度導入を急ぐべきだ」と主張した。



朴重鍱 sanjuck@donga.com