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米朝両国外相がARFで非公式会談 ブッシュ政権下では初めて

米朝両国外相がARFで非公式会談 ブッシュ政権下では初めて

Posted July. 31, 2002 22:26,   

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パウエル米国務長官と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の白南淳(ペク・ナムスン)外相が先月31日、ブルネイで開幕した東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)の会議場で非公式に会談した。

米朝両国の外相が顔を合わせたのは、2000年10月、オルブライト前国務長官が訪朝時以来21ヵ月ぶりのこと。ブッシュ政権下では初めての高官級会談だ。

韓国政府当局者は、「ARF会議の開幕直前に約15間行われた会談で、パウエル長官は、昨年6月の米朝対話の議題として示した大量破壊兵器の不拡散、94年のジュネーブ米朝枠組み合意の履行、通常軍備の削減問題などを話したいと述べた」と伝えた。

これに対して白外相は、「米国との対話を歓迎する」と述べたと、同当局者は加えた。

パウエル長官を随行しているバウチャー国務省報道官も、両外相の会談を正式発表し、「後続会談や対北朝鮮特使の訪朝などの問題について、我々は北朝鮮が発表した声明などを考慮して決めるだろう」と述べた。

これと関連し、崔成泓(チェ・ソンホン)外交通商部長官は、同日午後、パウエル長官と会談し、米朝外相会談の結果や対話再開を含めた対北朝鮮政策について集中的に話し合った。

一方、白外相は、同日開幕したARF会議で、西海(ソヘ)砲撃戦については一切言及しないまま「米国が真に平和を望むのなら、戦争の危険を取り除き、前提条件をつけずに対話すべきであり、その場合は我々もそれに相応して応じるだろう」と述べた。



金影植 spear@donga.com