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三星生命と現代、プレーオフ第1戦で勝利 女子プロバスケットボール

三星生命と現代、プレーオフ第1戦で勝利 女子プロバスケットボール

Posted August. 06, 2002 23:11,   

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三星(サムスン)生命ビチュミと現代(ヒョンデ)ハイペリオンが好調なスタートを切った。

三星生命は6日、水原(スウォン)室内体育館で行われたニュー国民(クンミン)銀行杯2002女子プロバスケットボール夏季リーグのプレーオフ第1戦で、李美善(イ・ミソン、20点)を含む5人の選手が2桁の得点をあげ、鄭先鏜(チョン・ソンミン)が奮戦した新世界(シンセゲ)クールキャットを82−77で下した。

三星生命には、同日の勝利で、2001年冬季リーグ以降3シーズンぶりのトップ奪還に青信号が灯った。

また、清州(チョンジュ)での試合では、サンフォードが23点9リバウンドで大活躍した現代ハイペリオンがウリ銀行ハンセに63−61で劇的に逆転勝ちした。

現代は、女子プロバスケットボール開始以来8大会のうち、4度も準優勝にとどまったが、同日1勝を収め、優勝に一歩近づいた。

第2戦は、8日に春川(チュンチョン)と光州(クァンジュ)でそれぞれ行われる。

◆三星生命—新世界

ビッグマッチの勝敗は集中力の差で分かれる場合が多い。三星生命は初盤、「ベスト5」の組織力を極大化させる作戦で新世界の攻撃の核である鄭先鏜を徹底的に封じこめた。また、新世界はポイントガードの梁政玉(ヤン・ジョンオク)が負傷で欠場じ、ボールの配給さえ順調に行われなかった。半面、三星生命の攻撃プレーにはまぶしいものがあった。ペースに乗った三星生命は、内外郭を縦横無尽しながら攻守を貢献した李美善の活発な動きに、ゴール下はもちろんビョン・ヒョンア、朴正恩(パク・ウンジョン)が2クォーターまで3点シュートを5回も作りだし、前半を48−33でリードした。

後半に入り、新世界が65−66と1点差まで追いつくと、ベンチで作戦タイムを取り20秒間息を整えた三星生命は、再び「前半のペース」を取り戻した。早い動きで相手の失敗を誘導する一方、スミスとビョン・ヒョンア、李美善の連続シュートで72−65に逃げ切り、勝利を固めた。

◆現代—ウリ銀行

現代は1クォーターで、ウリ銀行に身長面での弱勢で10−23と、大差で敗れた。しかし、2クォーターから現代は全面的なプレス守備で相手を阻止し、シュートが外れると同僚選手が駆け込んで攻撃リバウンドを取り続け、点数の差を縮めていった。

現代が勝機をつかんだのは、試合終了5分40秒前。金ヨンオクが突破を試みたが、李宗愛(イ・ジョンエ)にフロックジュートされた。しかし、ただちに攻撃リバウンドを取った金ヨンオクが、コート右サイドの45度から投げた3点シュートを投げたのがそのままリングに吸い込まれた。

55−54で現代が試合の主導権を握る瞬間。現代は、続いてサンフォードと姜志淑(カン・ジスク)がコートに両サイドからミドルシュートを投げ、59−54に逃げ切り、最後の勝者となった。



金尙浩 田昶 hyangsan@donga.com jeon@donga.com