Go to contents

ハンナラ、千容宅・民主党議員告発へ…民主党は場外集会検討 両党が仁義なき対決

ハンナラ、千容宅・民主党議員告発へ…民主党は場外集会検討 両党が仁義なき対決

Posted August. 06, 2002 22:22,   

한국어

野党ハンナラ党は6日、李会昌(イ・フェチャン)大統領候補の息子の兵役不正疑惑に対する与党民主党側の攻勢を「政権続投のための工作政治」と位置づけ、政権退陣闘争も含む強硬対応に出た。

これに対抗して民主党も、兵役不正疑惑の糾弾に向けた全国的な場外集会を行なう案を検討するなど、両党の攻防が真っ向から対峙する局面に入りつつある。

ハンナラ党の徐清源(ソ・チョンウォン)代表は6日、記者会見を開き「金大中(キム・デジュン)大統領と民主党の韓和甲(ハン・ファガプ)代表が6月に大統領府で会合した後、李候補を傷つけるための『5大操作』陰謀が組織的に提起された。金大統領の露骨な政治介入はもはや公然たる事実であり、大統領が中途退陣する不幸な事態を再び経験するかもしれない」と警告した。

これに対し、民主党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補は同日、京畿道河南(キョンギド、ハナム)地域の政党演説会で「大統領候補であっても、疑いがあれば検察の取り調べを受けなければならない。必要なら(李候補)本人も検察に出頭し、夫人も取り調べを受けるべきだ」と主張した。

ハンナラ党は同日、兵役不正隠ぺい疑惑を提起した金大業(キム・デオプ)氏の背後に民主党の千容宅(チョン・ヨンテク)議員がいるとにらみ、千議員の議員辞職を求め、職権乱用の容疑で検察に告発することにした。

千議員も、自分が金氏の暴露を誘導したと主張したハンナラ党の徐代表や南景弼(ナム・ギョンピル)スポークスマン、鄭亨根(チョン・ヒョングン)、洪準杓(ホン・ジュンピョ)両議員を虚偽事実の流布と名誉き損の容疑で告訴するとした。

一方、朴仙淑(パク・ソンスク)大統領公報首席秘書官は、「ハンナラ党が、事あるごとに大統領府を政争に引き込もうとしている。根拠もなしに大統領に向かって政治攻勢をかけることは、まことに残念なことだ」と述べた。



尹永燦 朴成遠 yyc11@donga.com swpark@donga.com