MP3プレイヤーの機能が多様化している。当初、メモリーは32MBに過ぎなかったが、最近は、128MBのものが一般化しているため、様々な機能が追加され、ウォークマンのように使えることができるようになった。それに、小型でキュートなデザインの首にかけられる製品が主流となっている。
▲大容量化したメモリー〓昨年上半期までは、最高の人気を集めたMP3プレイヤーは32MBのものだった。64MBまで大容量化した製品も歌数曲の録音で、すぐメモリー不足になるため、多くの消費者がメモリー拡張カードを使っていた。しかし、この頃は128MBのものが主流となっている。シャープ電子が初めて発売したMP3プレイヤー(SMP−20)をはじめ、三星(サムスン)電子のYP−30SB、LG電子のMF−PD365T2M、エムピーマンのMP−F60、ヒョンウォンのDA—500などが全て128MBだ。
▲録音機能の追加〓当初は、音楽ファイルを再生するだけの製品が主流だったが、最近発売されているものはほとんど録音もできる。エムピーマン製品の録音時間は最長36時間、シャープの製品は9時間、三星電子のイェプ(YePP)シリーズは8時間40分。
語学の学習ツールとして活用するよう、英語コンテンツを積極的に提供する製品もある。LG電子のMF−PE500N6には英語学習ファイルが入っており、三星電子は生活英会話コンテンツのあるYBMシサ・ドット・コムのCDを提供している。コウォンシステムは、英語教育サイトのウィングリッシュ・ドット・コムと提携し、「アイオディオ」を購入すれば無料コンテンツを提供する。
▲FMラジオも聞ける〓ラジオを聞きながらお気入りの音楽が放送されればその場で録音することができる。20余りのチャンネルがあるため、自由に選択することができるのがメリット。三星のYP−700H、コウォンのCW200などがある。
ファイルの保存方式も多様化している。MP3の形式ではなくマイクロソフトのウィンドウメディアオディオ(WMA)形式のファイルも保存できる製品が発売されている。三星のYP−700HB、シャープのSMP−20などがある。
河壬淑 artemes@donga.com