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安貞桓の欧州進出「山越えて山」 今季開幕迫り先行き不透明

安貞桓の欧州進出「山越えて山」 今季開幕迫り先行き不透明

Posted August. 08, 2002 22:09,   

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W杯4強神話を成し遂げた太極(テグク)戦士たちの欧州進出が鼻先まで迫ったデッドラインに追われている。各国のプロリーグが今月末に開幕するため、遅くても25日までは移籍を終わらせなければならい。

しかし、トルコリーグとドイツのブンデスリーガに進出した李乙容(イ・ウルヨン)と車(チャ)ドゥリを除いては、遅遅として交渉が進んでいない。

現在、海外進出で交渉のテーブルについている選手は、安貞桓(アン・ジョンファン)と宋鍾国(ソン・ジョングク)だけで、李天秀(イ・チョンス)をはじめ、その他の選手たちの今季の海外進出はもはや時間切れになった。

安貞桓の欧州進出は、山越えて山。釜山(プサン)アイコンズと安貞桓の保有権紛争を繰り広げているイタリア・ペルージャとの綱引き交渉を終えて8日に帰国したイプレーヤー(安貞桓のマネージメント会社)の安ジョンボク代表は、「釜山とペルージャ、イープレーヤーの三者合意で安貞桓の第3チーム移籍を進めることにしたが、窓口はペルージャで一本化することで合意した」と明らかにした。

しかし、ペルージャが安貞桓をすぐに移籍させるという確実な安全装置が設けられていないうえ、釜山がこれに同意するかも未知数だ。

ペルージャが、釜山に当初の移籍料160万ドルを支払うことを固執しており、事実上、自分たちが保有権を行使する考えを示しているからだ。

安貞桓は、ペルージャではプレーせず第3のチームに即時移籍が可能であることを前提に、この案を検討できるという立場だ。釜山は、先日、安貞桓の意思を最大限に尊重すると明らかにしているが、ペルージャ側の要求案に素直に同意するのは難しいという反応を見せている。

釜山のもう一人のスター、宋鍾国も、いまだに明確な進路が決まっていない。崔(チェ)マンヒ副球団長が欧州に出向き、現地で交渉に取り組んでいるが、ベルギーのフェエノールトが積極的な獲得意思を明らかにしているだけで、ほかのチームとの交渉は大きな進展がないという。



鞖克仁 bae2150@donga.com