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2002ウィータビックス・全英女子オープン、韓国勢好スタート

2002ウィータビックス・全英女子オープン、韓国勢好スタート

Posted August. 09, 2002 21:58,   

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「リンクスコースでは天気が良い時、打数を減らしてこそ勝算あり」といわれる。

4日間も試合を行えば、変化が激しい「海辺の天気」のため、少なくとも1〜2日は厳しい試練にさいなまれる。

そういう意味から朴セリ(テーラーメード)と金美賢(キム・ミヒョン、KTF)は「半分の成功」を収めた。9日未明(韓国時間)までスコットランドのターンベリーGC(72パー、6479ヤード)で行われた2002ウィータビックス・全英女子オープン(総賞金150万ドル)の第1ラウンド。

心配していた荒い海風は吹かず、晴れた天気となった。しかも大会主催者はほとんどのホールカップの位置を攻略しやすいグリーンの中央に配置した。大会2連覇に挑む朴セリは精巧なアイアンショットを駆使し、6バーディと1ボギーを取り、5アンダー67打と好戦し、3位タイをマークした。彼女は、試合直後のインタビューで「98年には正直、リンクスコースをどう攻略すればよいのか分からなかった。あれから数年経って、私の実力も大きく伸びたし、さまざまなコース攻略法も身に付けた」と自信を示した。

3大会連続優勝と生涯初のメジャータイトルに挑戦する金美賢も、自由自在に持ち味のペアウェーウードショットを駆使し、7位タイ(4アンダー、68打)と好スタートを切った。

これに対して朴セリと同じ組でプレーした「最強」A.ソレンスタム(スウェーデン)は1オーバー、73打と成績が振るわなかった。リンクスコースに苦手なソレンスタムとしては、平穏な天気の中で行われた第1ランドでアンダーグループに入れなかったのが負担になりそうだ。

一方、今年21歳の「怖いものなしの新鋭」C.カーンは、ボギーなしに7バーディーを取り、単独首位に踊り出た。しかし、カーンよりさらに気になる選手は単独2位(6アンダー、66打)をマークしたK.ウェブ(豪州)。

久しぶりに第1ラウンドで上位グループへの仲間入りを果たしたウェブが同日披露したパッティング感覚を引き続き維持すれば、朴セリの大会2連覇と金美賢の3大会連続優勝の最大の足かせになるとみられる。

しかし、他の「韓国勢」は初日、期待に及ばなかった。朴ジウン(梨花女子大学)は1番ホールのトリプルボギーに続き、2番ホールのダブルボギーなど、序盤2つのホールで5打をつぶすなど苦戦のすえ、1オーバー73打、チャンジョン(ジーヌス)とソレスタムとともに65位タイにランクされた。「65位タイ」は第2ラウンドで本選進出者を選り分ける今大会のカットライン。

一方子どもの時を豪州で過ごし、「リンクスコース」に詳しい朴ヒジョン(CJ39ショッピング)は1ダブルボギー、3ボギー、3バーディと2オーバー74打(86位タイ)をマーク、カットオフの危機に追い込まれた。



安永植 ysahn@donga.com