野党ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)大統領候補の長男正淵(チョンヨン)氏の兵役免除疑惑について、金大業(キム・デオプ)氏は、9日、兵役不正免除を立証できる録音テープを早ければ12日にも公開すると明らかにした。
金氏は、「録音テープを市民団体とマスコミを通じて公開するか、検察に直接提出する方法のうち一つを選択する」と話した。
また録音テープの原物はオーストラリアに滞在している金氏の実弟が保管しており、今回は銀行の個人金庫に保管している録音テープのコピーを公開するという。
事件を捜査している検察は、金大業氏が正淵氏の兵役免除に関わったと主張した元国軍首都統合病院副士官(旧下士官)の金某氏が米国に滞在していることを確認したと明らかにした。
金氏は、「金元副士官が兵役免除過程にかかわったことを認めた録音テープがある」と主張している。
検察は、来週正淵氏に兵役免除判定を下した春川(チュンチョン)病院の元診療部長、白(ペク)イルソ氏(42)など、兵役免除判定と関連のある関係者を参考人として召還し取り調べる方針だ。
李明鍵 gun43@donga.com