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民主党、反盧・親盧で分裂加速化

Posted August. 16, 2002 22:36,   

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与党民主党は16日、国会議員と支部委員長による会議を開いて新党発足の問題を話し合ったが、「親盧」陣営と「反盧」陣営の意見が真っ向から対決し、結論には至らなかった。

なかでも、同日の会議で盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補が、反盧派の「大選候補辞退」の要求を一蹴したことで、反盧派の安東善(アン・ドンソン)議員がこれに反発して離党を宣言し、民主党の分裂が加速化する見通しだ。

また、無所属の鄭夢準(チョン・モンジュン)議員も同日、智異(チリ)山登山後に開いた記者懇談会で「独自新党」の発足に本格的に乗り出すという意思を明らかにし、大統領選の構図は、ハンナラ、民主、民労党などの既存政党の候補のほかにも、1人か2人の新党候補が加わって対決する多者対決構図に変わる模様。

安東善議員は同日の会議で、盧武鉉候補と韓和甲(ハン・ファガプ)代表の辞任を要求し「既得権を守るために抗争と権謀術数で一貫した勢力が、党を主導している。党の外から新党発足を始める」と述べ、離党を宣言した。

反盧派の李根鎭(イ・グンジン)議員も同日、別途の声明を通じて「盧候補と党指導部が総辞任しない場合、選挙区の住民の意見を収れんして、所信をまっとうする政治家としての道を歩む」と述べ、離党の可能性を示唆した。

反盧派陣営は、19日から署名作業を行い、 盧候補の辞退を求める党内闘争を強める方針だ。しかし盧候補は、同日の会議のあいさつで「(地方選挙と再補欠選など)2度の選挙の惨敗については非常に恐縮に思っている。しかし、辞退を求めるのは不当だ」と反盧派の辞退要求を一蹴した。

盧候補は「(辞退要求が)私を揺さぶるためのものなら、極めて不そんなことであり、検証もなしに外部の人間を候補に擁立しようとすることは、危険かつ無責任なことだ。権力闘争も規則によって行なわれなければならず、速やかに党内の権力闘争を終結させ、新党推進に取り掛からねばならない」と主張した。

同日、韓代表ら中道派は党の団結を唱え、一部の中道派議員らは「指導部の辞任後、全権を与えられた党内の非常機構を作って、新党を推進しよう」と主張した。

一方、会議出席者らは同日、ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)大統領候補の「兵役不正隠ぺい糾弾決議文」を採択し、「李候補の息子の兵役不正が事実であることが明るみになりつつある。李候補は約束どおり候補を辞退すべきだ」と促した。



尹永燦 yyc11@donga.com