Go to contents

「ETF=上場指数ファンド」来月末に上場

「ETF=上場指数ファンド」来月末に上場

Posted August. 23, 2002 22:06,   

한국어

米国、ヨーロッパ、日本で旋風を巻き起こしている先進金融商品の上場指数ファンド(ETF、株価指数連動型上場投資信託、上場投信とも呼ばれる)が9月末、韓国の証券市場に上場され、取り引きが始まる見通しだ。

現在、三星(サムスン)投信運用がコデックス(KODEX)200と50を、LG投信運用がコセフ(KOSEF)200と50の準備を整えて、関連法令の改正に備えている。

▲何がどう違うのか〓ETFの値段はインデックスファンド同様、コスピ200指数とコスピ50指数と連動している。ETFを買うと、インデックスファンドのように、小額で個別の指数に含まれるすべての銘柄をまとめて買ったのと同じ効果が得られる。株式のように、一日に何回もさまざまな価格で売買できることから、現金に換えるのも容易だ。

インデックスファンドや株式と違ってETFは、空売り(実際に保有しないETFを予め売ってから、後に買い上げて決済すること)もできる。

▲投資はどのようにするのか〓証券会社に行き口座を開いてから、ETFを買うだけで済む。取り引きの最小単位はETF10株。取り引きする日のコスピ200指数が100とすれば、それぞれの運用会社が定める倍率(三星は100倍、LGは10倍を予定)に従って、ETF1株の値段は1万ウォンと1000ウォンになる。

この場合、取り引きの最小金額は10万ウォンと1万ウォン。

機関投資家は、コスピ200指数と50指数に属する株式のうち、運用会社が指定した株式を運用会社に渡す代わりにETFを受け取ることができる。

投資家たちは、ETFと株式、先物、オプション、指数その物を連携させた差益取り引きや、ヘッジ取り引き、無危険取引(arbitrage)などで利益を出すことができる。

今後、さまざまな指数を対象にしたETFが生まれれば、機関は市場に衝撃を与えずに、安値で速やかにポートフォリオを変えることができる。

◆ETF〓Exchange Trade Fundの略字。従来のインデックスファンド同様、特定の株価指数の動きについてまわりながらも、株式のように証券市場で手軽に売買できる商品。



申錫昊 kyle@donga.com