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張首相代理、会社から特恵貸し出しの疑い

張首相代理、会社から特恵貸し出しの疑い

Posted August. 23, 2002 22:06,   

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張大煥(チャン・デファン)首相代理が毎日(メイル)経済新聞(毎経)の社長を務めつつ、00年1月から01年6月まで4回にわたって、会社から役員貸与金の形で貸し出してもらった延べ23億9000万ウォンに対し、全く利子を支払っていなかった疑惑が23日提起された。これに先立って、毎経側は同日の新聞で「張首相代理の賃金貸与金には税法が定めている利子率が適用された」と釈明した。

国会の人事聴聞会特別委員会所属の野党ハンナラ党の厳虎聲(オム・ホソン)議員は同日、「張首相代理の通帳写本には、張首相代理が2000年1月、会社から5億5000万ウォンを貸し出してもらって以来、会社に利子を支払ったという記録が全くない」とし、「これは張首相代理が一銭の利子も支払っていないか、または無利子の貸し出しなど、特恵を受けた可能性があることを意味する」と主張した。

厳議員は、「毎経側に張首相代理への貸与金に適用された利子率と利子額、利子の支払い方法などについて問い合わせた後、決算書と税務調整計算書の提出を求めたが、毎経側は内容を明かさないまま、『書類提出を拒否する方針を決めた』と明らかにした」と伝えた。

張首相代理が今年3月7日、毎経の定期預金を担保にウリ銀行から23億9000万ウォンを貸し出してもらい、会社から借りた金を返した後には、張首相代理の通帳から毎月1200万ウォンの銀行利子が落とされていた事実が記録されている。

さらに人事聴聞特委の同じくハンナラ党の李源炯(イ・ウォンヒョン)議員は、報道資料を出し、「2000〜2001年、毎経の会計監査報告書によると、毎経は2000年ソウル五禁洞(オグムドン)の土地と社屋を担保にそれぞれ159億7204万ウォン(朝興銀行)と170億ウォン(国民銀行)を貸し出してもらった」とし、「これは帳簿価額の26億240万ウォンと7億471万ウォンに比べ、それぞれ6倍と24倍に達する巨額だ」と指摘しつつ、特恵貸し出しの疑惑を提起した。

これに対し、毎経は「五禁洞の土地と社屋ばかりでなく、ソウル中区筆洞(チュング・ピルドン)1街30番地の新社屋の土地などを包括担保として提供して、貸出金を上回る担保を提供して貸し出してもらったものだ。張首相代理への貸与金は、会社の正式決済を経て決めたことだ」と釈明した。

一方、張首相代理は子どもの偽造転入については、「間違っていた。深く考えずに良いところで(子どもを)教育させたい気持ちが先立った」と過ちを認めた。



李鍾鎡 金昇鍊 taylor55@donga.com srkim@donga.com