金炳賢(キム・ビョンヒョン、23、アリゾナ・ダイヤモンドバックス)とエリック・ガーニェ(26、LAドジャーズ)。
米大リーグ・ナショナルリーグを代表する抑え投手が、27日ドジャース・スタジアムで対戦した結果、金炳賢が勝ち星を手にした。
シーズン32セーブ(6位)の金炳賢は、2イニングを1安打2奪三振と無失点で抑えて、チームを勝利に導いた。44セーブ(2位)のガーニェは、1と3分の2イニング中、2安打1失点を奪われ、セーブのチャンスを逃した。
先にマウンドに立ったのはガーニェ。ナショナルリーグ西地区2位のドジャーズは、首位のアリゾナのエース、カート・シーリングを苦しめ、8回まで3−2のリードを守りきって、勝利に近づいた。8回1死1塁の場面で登板したガーニェは、150kmの剛速球で2人の打者を連続三振で封じ込むなど、威力に満ちたピッチングを見せたが、9回2死1塁の場面で、代打デルッチにおん念の1打点・2塁打を打たれて同点を許した。
3−3と持ち合いの勝負は延長戦まで持ち込まれ、延長11回裏マウンドに上がった金炳賢が、3者凡退で簡単にドジャーズを抑えたことに支えられ、アリゾナは延長12回表、底力を発揮した。3安打と4四球2つ、相手のエラーで3点を一気に上げて、6−3で逃げ切り、勝利をつかんだ。
金炳賢は延長12回裏、先頭のロバーツに内野安打を打たれたが、残りの3人の打者を凡打で処理し、シーズン7勝目(2敗)を挙げた。平均自責は2.12。これで金炳賢は00年の6勝(6敗)を上回るシーズン個人最多勝を更新した。
金相洙 ssoo@donga.com