朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と日本は、9月17日に平壌(ピョンヤン)で開かれる首脳会談への準備作業に着手し、日本は平壌に日本政府の連絡本部を設置することにした。
日本外務省の田中均アジア大洋州局長の一行は、先月31日から1日まで中国の北京で北朝鮮外務省の関係者と会い、会談の開催を成功させるための事前協議を行った。田中局長は、また31日、中国の唐家璇外相を訪ね、日朝首脳会談の成立過程を説明し、中国側の協力を求めた。
日本政府は首脳会談の準備に向けて、外務省と防衛庁などの14人からなる先発チームを北朝鮮に派遣し、平壌のホテルに政府連絡本部を設置することにした。先発チームは、北京経由で3日平壌入りし、北朝鮮側と具体的な会談の日程と宿舎、警護、警備、通信、飛行ルートなどの実務問題を話し合うことになる。
また日本政府は、中国駐在日本大使館の北朝鮮担当書記官などを連絡担当官として平壌に送り込み、首脳会談後も、引き続き連絡業務を担当させる計画だ。
李英伊 yes202@donga.com