大学修学能力試験(日本のセンター試験にあたる)を60日余り後に控えた受験生たちは受験日が迫ってくると焦りを感じ、不安感に悩まされやすい。
専門家たちは、不安感と焦燥感がもたらすストレスを解消し、体力をうまく管理するためには△少量でも朝食は欠かさない△最低1時間に1度は20〜30秒ずつ首を回したり両手を後ろに思い切り伸ばすなどの軽い運動が求められるという。
また△寝る前に温水でシャワーを浴び、温めた牛乳一杯で全身の筋肉をゆるめ、熟睡を誘う△血行を良くし疲労を回復するために手足の裏をまめに刺激することも勧める。
延世(ヨンセ)大学医科大学の新村(シンチョン)セブランス病院のカン・ヒチョル家庭医学科教授は、「受験生たちは何時間寝て勉強するかが、あたかも誠実性を計る基準でもあるかのように間違った理解をしている。人間に必要な最小限の睡眠時間は5時間以上だ。これより少ない睡眠を取ると、逆に脳機能の低下をもたらしかねない」と述べた。
コッマウル漢方病院の受験生クリニックの具(ク)ウンジョン課長のアドバイスを受けて疲労回復と集中力を向上させるための手足の簡単な指圧法を紹介する。
写真で見られる各経絡の部分を強く指圧する。3秒ずつ3回繰り返せば効果を得ることができる。
李眞漢 likeday@donga.com