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韓国、優勝候補の中国下し8強入り バレーボール女子世界選手権

韓国、優勝候補の中国下し8強入り バレーボール女子世界選手権

Posted September. 09, 2002 23:26,   

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「万里長城を超えてイタリア半島へ」

韓国女子バレーボールチームが世界最強のキューバを下したのに続き、アジア最強の中国にまで快勝して女子バレーボール世界選手権ベスト8進出を決め、強豪のイタリアと準決勝入りを争うことになった。

9日、ドイツのスチュットガルトで行われた2次リーグF組最終日、韓国は昨年ワールドグランドチャンピオンズカップ優勝国の中国を68分で3−0(25−22、25−21、25−23)で下した。前日、ブルガリアに敗れた韓国は、これで中国、ブルガリアとともに2勝1敗となったが、セット得失率で優位を占め、組1位としてベスト8入りを決めた。中国は組2位でベスト8に入った。

韓国女子バレーボールが世界選手権大会ベスト8を決めたのは1994年(4位)以来8年ぶりのこと。韓国が世界選手権大会で記録した歴代最高成績は、1967年の日本大会と1974年のブラジル大会での3位だった。

また中国を下したのは2000年8月のグランプリ大会で3−2で優勝して以来2年ぶりのことで、世界選手権では1998年3−2で優勝して以来4年ぶりのことだ。今回中国戦の勝利で、韓国はアジア大会優勝までも狙うほどの自信を持つようになった。

韓国は12日、E組3位のイタリアと準決勝進出を競り合う。イタリアは2次リーグで今大会優勝候補のロシアとキューバに連敗し、チームの士気が落ちている状態。上昇の流れに乗っている韓国が勝てるという見通しが出ている。

韓国はこの日、2セットを勝たなければベスト8入りが果たせないため、はじめから攻勢を強めた。中国はこれまでアジア大会などで何度も韓国の足を引っ張った敵。

韓国はセッター、カン・ヘミの早いトスを掲げ、崔(チェ)クァンヒ(14点)とチャン・ソヨン(9点)の移動攻撃を中心に得点を挙げた。韓国は1セットで中盤までは13−15でリードされていたが、相手のミスで18−18の同点となり、崔クァンヒの相次ぐ攻撃でスコアを覆した。韓国は2セットでも具(ク)ミンジョン(6点)の代わりに投入されたチョン・ソンヘ(7点)が試合の終盤、2つの強力なスパイクを決めて勝利を手にした。3セット、韓国が15−9でリードし、その後19−21で逆転の危機を迎えたが、チョン・ソンヘ、崔クァンヒの攻撃で試合を締めくくった。



李元洪 bluesky@donga.com