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ニューヨーク・ワシントンにテロ警戒令

Posted September. 10, 2002 23:10,   

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米国は同時多発テロ1周年を迎え、先月末に在外公館に保安警戒と予防措置を強化するよう指示したのに次いで、9日にはニューヨークとワシントンにテロ警戒令を発動した。

米連邦捜査局(FBI)の国家インフラ保護センターは、ニューヨークとワシントンを対象とする多くのテロ脅威の情報が寄せられたため、このような措置を取ったと明らかにした。FBIはしかし、独自のウェブサイトと法執行機関、連絡網などを通じて得たテロの脅威について「まだ具体的に確認されていない」と述べた。

FBIは先週、米全域の警察署と電気通信などの機関施設にテロ警戒令を発動するとともに、最近数日の間に、空港や政府庁舎、大学などにも警戒令を広げた。

これとともに、6日からワシントンとニューヨーク上空では、戦闘機が24時間哨戒飛行を再開し、北米防空司令部(NORAD)は今週、ワシントンの近隣で、300人の兵士とジェット迎撃機を動員して防空訓練を実施する計画だと、AP通信が報じた。

先月30日から約260の在外公館で実施された保安措置によって、インドネシア・ジャカルタ駐在の米大使館やスラバヤ駐在米領事館は、9日から一般人の出入りを無期限に禁止し、パキスタン駐在米大使館は、11日は一日中門を閉めることにした。

一方CNNは同日、アル・カイダの前要員やフィリピン情報当局者の話を引用し、フィリピンで最近消えた4トンの爆発物が、アル・カイダの要員によってテロに使用される可能性があると伝え、このためフィリピン警察と軍が非常警戒体制に入ったと報じた。



金晟・ size= kimsk@donga.com