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朴賛浩とイチロー、13日、初めての真剣勝負へ

朴賛浩とイチロー、13日、初めての真剣勝負へ

Posted September. 11, 2002 23:21,   

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ついに来た。

「コリアン特急」朴賛浩(パク・チャンホ、29、テキサス・レンジャーズ)と日本の誇り、イチロー(鈴木イチロー、29、シアトル・マリナーズ)がついに初めての正面対決に臨む。

舞台は13日午前4時5分(韓国時間)テキサスのアーリントン・ボールパークで行われるレンジャーズ対マリナーズ戦。先発投手の朴は、去年のオールスター戦でイチローに会い、2ゴロで処理したことがあるが、メジャーリーグ・レギュラーシーズンでの対決は今回が初めて。

今回の対決はいろんな面から関心を集める。同じ年齢の二人はメジャーリーグで活躍する韓日両国の看板スター。

1994年米プロ野球に入門した朴は、5年連続二桁の勝数を挙げてトップレベルの投手に成長した一方、日本プロ野球を制覇した後、去年メジャーリーグに進出したイチローは、デビューとともに新人王と最優秀選手(MVP)タイトルを獲得して「イチローシンドローム」を巻き起こしたスーパースター。

マジックのような攻撃能力でチームに貢献するという理由で同僚たちから「魔法使い(Wizard)」というニックネームをつけられたイチローは、打撃の後3.7秒で1塁に着く俊足とテニスラケットでボールを打つような打撃の正確性、投手出身であるだけに丈夫な肩でメジャーリーグ最高のトップ打者となった。

今シーズン成績も打率0.327(4位)に187安打(3位)7本塁打46打点28盗塁(5位)。上半期打率0.357から下半期には0.282で伸び悩んでいるものの、朴にとって「警戒対象1位」であることには変わりない。

84勝60敗の優れた成績にもかかわらず、オークランド・アスレッティックスとアナハイム・エンジェルスに押され、ア・リーグ西部地区3位のマリなーズには、イチロー以外にもエドガ—・マルチネス(打率0.295、13本塁打、52打点)ジョン・オルルド(打率0.308、22本塁打、94打点)ブレッド・ブーン(打率0.270、22本塁打、96打点)などの強打者がそろっている。

朴賛浩と戦うマリナーズの先発投手は、右腕のライアン・フランクリン。シドニー五輪で米国代表として出場し3勝無敗でチームを優勝に導いたフランクリンは、今シーズン6勝3敗、平均自責4.05。

最近4連勝を挙げて自信を取り戻している朴にとって、強いチームのマリナーズとの一戦は真のエースとしての能力を問われる試験台になりそう。



金相洙 ssoo@donga.com