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金大統領の建築中の私邸「豪華すぎる」 ハンナラ党が攻撃

金大統領の建築中の私邸「豪華すぎる」 ハンナラ党が攻撃

Posted September. 12, 2002 22:45,   

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金大中(キム・デジュン)大統領夫妻が退任後に暮らすために建築中のソウル市麻浦区東橋洞(マポグ、トンギョドン)の私邸をめぐり「豪華すぎる」という声が起きている。

週刊東亜(トンア)が最新号(19日付)で「DJ(金大中大統領)私邸設計図」を単独入手して公開するや、野党ハンナラ党はこれを根拠にDJの道徳性を問題にした。週刊東亜は「私邸は地下1階、地上2階からなっており、延べ面積は199坪、部屋8つ、バスルーム7つ、リビングルーム3つ、倉庫5つ、エレベータと室内庭園がある」と報じた。

金栄馹(キム・ヨンイル)事務総長は12日、党幹部会議で「八十を過ぎた老夫婦が住む家がなぜこのように大きく豪華なのか国民は理解できない。国民はこの家を建てるカネが不正蓄財によるのではないかと疑っている」と述べた。

さらに、97年8月に朴仙淑(パク・ソンスク)国民会議副スポークスマン(現大統領公報首席秘書官)が、金泳三(キム・ヨンサム)大統領の上道洞(サンドドン)私邸の新築に対して「YS(金泳三前大統領)は退任後が心配なら、8億ウォンもかけて警護用住宅を建てるのではなく、大統領の本分である国政収拾に忠実でなければならない」と攻撃した事実を挙げ「(DJは)その時の声明を思い出して実践してほしい」とつけ加えた。

金大統領が総裁であった国民会議が豪華住宅だと言って非難した金前大統領の上道洞私邸は、建坪約100坪に部屋4つで、金大統領の東橋洞の私邸に比べて半分の規模だ。

ハンナラ党の南景弼(ナム・ギョンピル)スポークスマンも論評で「DJは体が不自由なため、エレベータを設置することはうなずけるが、室内庭園まで造るのは超豪華版宮殿と大差ない」と述べた。また「契約上の建築費だけでも8億3000万ウォンというが、実際には30億ウォンになるという話もある」と述べ、建築費用の出所を明らかにすることを求めた。

これに対して大統領府関係者は「大統領の私邸に関しては、すでに着工の時から敷地、建坪、所要経費、財源、建築時期などのすべてを詳しく公開してある。ハンナラ党の政治攻勢に対して、いちいち対応する必要を感じない」と一蹴した。



李鍾鎡 taylor55@donga.com