秋夕(チュソク・旧盆)連休を控えて行われる最後のプロサッカー試合。プロサッカーの2002三星(サムスン)パブKリーグの5試合が18日行われる。この日の試合で、各チームは、全3ラウンドのうち2ラウンドの試合を終え、終盤を迎えることになる。
▲破竹の勢い、城南〓最近の7試合で6勝1分けの快進撃を続けている城南一和(ソンナムイルファ)がホームで全南(チョンナム)ドラゴンズを迎える。城南は、現在2位の安養LGとの勝ち点差を9点まで広げている。「鉄砲玉に乗った男」金大儀(キム・デウィ)は、最近の7試合で連続攻撃ポイント(4ゴール4アシスト)を挙げ、城南の疾走を下支えしている。城南が「真空清掃機」金南一(キム・ナムイル)がはだかっている全南を迎えても、連勝行進を続けることができるかに関心が集まっている。金南一は、正規リーグ試合で一度も勝っていない(2分け2敗)ため、出場初勝利への覚悟は人一倍だ。城南が、この試合で勝つ場合、優勝はほぼ手に入れたのと同様だろう。
▲得点王レース〓釜山(プサン)アイコンズの「のっぽストライカー」禹成用(ウ・ソンヨン)が3試合連続で無得点で沈黙している間、「爆撃機」金度勲(キム・ドフン、全北現代)と「風雲児」申秉皓(シン・ビョンホ、全南)が追い上げている。禹成用が10ゴール、金度勲と申秉皓がそれぞれ8ゴールと7ゴールを記録している。とくに金度勲の最近の勢いには恐ろしいものがある。8試合で7ゴールを決める最高潮の感覚で、2年ぶりの得点王奪還を狙っている。禹成用は、安養とのアウエーに出場し、金度勲は富川(プチョン)SKとのホーム戦に出場する。全北との対戦で「ハンドゴール」を入れ物議をかもした申秉皓は11日、城南の金大儀と競り合う。
▲勝利が欲しい〓大田(テジョン)シチズンは水原(スウォン)三星とのホーム試合を戦う。大田は現在、1勝8分け8敗。最近の9試合では4分け5敗と不振だ。この日の試合でも負ける場合、10試合連続の無勝の恥辱的な記録を残すことになる。弱り目にたたり目で、プレーメーカーの李官雨(イ・グァンウ)が警告累積で欠場し、ストライカーの金殷中(キム・ウンジュン)はアジア大会代表で抜けている。
富川も勝利に飢えている。崔允謙(チェ・ユンギョム)監督を送り出し、トルコ出身のトルパン監督が就任してから富川は3試合連続で引き分けている。トルパン監督が「初勝利」を挙げる相手としては全北はしたたかなチームだ。
朱性元 swon@donga.com