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釜山アジア大会の主要行事の進行者が決まる

釜山アジア大会の主要行事の進行者が決まる

Posted September. 18, 2002 23:24,   

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「アジア大会はわたしたちの出番だ」

釜山(プサン)アジア大会の主要行事の進行者たちが18日、全員出揃った。

組織委員会は、開会式と閉会式の司会者としてKBSアナウンサーの金東鍵氏(キム・トンゴン、61)とミン・ウンギョン氏(43・女)を選んだ。40年間、アナウンサー一筋の金氏は、97年の釜山東アジア大会での司会を務め、85年には離散家族特別番組の司会をした経歴が認められ、北朝鮮が参加する今回の大会にもっとも適した男性アナウンサーに選ばれた。

ミン氏は、79年にアナウンサーとしてデビュー、外国国賓の訪韓の際、大統領府迎賓館で歓迎公演の司会を担当するなど、国際行事を進行する洗練されたマナーが評価されて選ばれた。

開会式で、代表宣誓を行う選手には跆拳道(テクォンド)の文(ムン)デソン氏(27)と卓球の看板スター柳智恵(リュウ・ジヘ)氏(27)が決まった。組織委員会は、両選手とも出身が釜山であることが考慮されたと説明している。

文氏は、韓国代表の最終選抜戦と昨年全国選手権大会でいずれも優勝した跆拳道ヘビー級の金メダル有望選手で、柳氏は2000年シドニ五輪当時、女子複式で銅メダルを獲得するなど、各種の国際大会で大きな活躍をしてきた。

開会式行事のハイライトである、時代劇「美しい出会い」の主人公金首露(キム・スロ)王役には、バリトン張裕常(チャン・ユサン、45、檀国大学)教授、 女主人公「許黃玉(ホ・ファンオク)王妃」役には鉠秀美(チョ・スミ、40)氏が選ばれ、26日から練習に入る。

デザイナーのアンドレ金が、2000万ウォン大の二人の衣装を制作、寄贈することにし、話題になっている。

張教授と鉠氏は、国内声楽界で最高の権威を誇っている上、イタリアでいっしょに勉強した経験があるため、呼吸がうまく合うだろうと予想され、主人公に選ばれた。

一方、開会式で公演される時代劇「美しい出会い」は伽倻(カヤ)国の始祖である金首露王と、インドのアユタ国のお姫様であった許黄玉王妃の国境を越えた愛の物語を背景に、釜山が数千年前から国際化を実現してきており、今回のアジア大会を契機に国際舞台で一段階跳躍するという内容を盛り込んでいる。



mobidic@donga.com