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MBC「勝手にしやがれ」ロケ地にフアンの人気なお熱く・・・

MBC「勝手にしやがれ」ロケ地にフアンの人気なお熱く・・・

Posted September. 22, 2002 22:45,   

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ソウル麻浦区(マポグ)デフン地区、麻浦老人福祉会館前のタクシーのりば。

最近終演したMBCドラマの「勝手にしやがれ」で、主人公のボクス(ヤン・ドングン)とキョン(イ・ナヨン)の待ち合わせ場所だったここには、フアンからの便りがしたためられたメモ用紙と風船が、ガラス塀を埋め尽くしている。

「私がどうしてここに来たのか、私自身理解できませんが、来ずにはいられませんでした」

「ここで夜明けを迎えました。今にもボクスとキョンが現れそうな気がします」

死を宣告された一人の男とキーボディストの女の愛を描いたこのドラマは、若者たちの混とんとさまよう姿を写実的に描いた秀作と評価された。視聴率は15〜20%止まりだったが、各種インターネットサイトに同好会が登場するなど、マニア層ができつつある。

ここ以外にも、ドラマの中に登場した場所を訪れる「勝手にツアー」も登場した。インターネットサイトの「ダウム」(www.daum.net)の同好会「勝手に30」には「ミレがボクスを送っていた階段」「ミレとカンイ夫人がもめた場所」「キョンがボクスの手を洗ってくれた場所」「ボクスとキョンがラーメンを食べた店」など、弘益(ホンイク)大学付近のロケ地までの案内が詳しく紹介されている。また、最近では、ボクスとキョンが遊びに行った浦項(ポハン)のホミ岬を訪れるフアンも増えている。

ドラマのOST「3号線バタフライ」のアルバムは8000枚を用意したものの、現在売り切れの状態。ある大型レコード店の社員は「無名のバンドですが、アルバムを買い求めるマニアが地道に増えている」と語った。

「勝手にしやがれ」の演出を担当した朴(パク)ソンスPDは「若者の愛を刺激的に取り上げるより、ヒューマニズムを前面に打ち出したことが、フアンに深い印象を与えたようだ。フアンのお陰で終演したドラマが、再び生き返っている」と語っている。



金秀卿 skkim@donga.com