情報技術(IT)輸出が3月以来6ヵ月間増加し続けている。
情報通信部(情通部)が23日明らかにしたところによると、8月1ヵ月間のIT輸出は39億3000万ドルとなり、前年同月より37.5%、7月よりは5.8%増えた。
IT輸入は26億5000万ドルで、前年同月より23.7%、前月よりは2.8%増えた。この結果、8月のIT貿易収支は12億8000万ドルの黒字となった。8月までの今年のIT輸出は昨年同期間より13.4%多い288億ドルで、これによるIT貿易収支の累計は96億8000万ドルの黒字。
情報通信の品目別今年の累積輸出実績は、8月末までは通信機器が携帯端末機輸出の好調に支えられ77億4000万ドルとなっており、液晶画面(LCD)モニターとノートブックパソコンなど、情報機器は61億9000万ドルだった。
一方、IT企業が実際に感じる景気を表す企業景況感指数(BSI)は、8月の場合、93で、7月の81より好転した。
情通部のチョン・チャンピル政策総括課長は「9月と10月のIT業種のBSI指数はそれぞれ120と124となり、年末を控えてIT景気が好転するものとみられる」と話している。
金泰韓 freewill@donga.com