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アジア大会参加の北朝鮮選手団 釜山到着

アジア大会参加の北朝鮮選手団 釜山到着

Posted September. 23, 2002 22:50,   

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第14回釜山 (プサン)アジア大会に参加する朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の選手団が韓国入りした。

北朝鮮から18競技に出場する311人のうち、男子サッカー、バスケットボール、柔道、漕艇、射撃、体操、卓球の7競技の第1陣に含まれる159人は、23日午前10時 高麗(コリョ)航空のチャーター便で平壤(ピョンヤン)の順安(スンアン)空港を発ち、東海上の直航路を経て午前11時36分に金海空港の国際線新庁舎に着いた。

北朝鮮の選手団は30分あまり近く機内で待機した後12時5分タラップをおり、 白基文(ぺク・キムン)釜山アジア大会組織委員会事務総長と呉巨敦(オ・ゴドン)釜山市副市長らの出迎えを受けた。

紺色のスーツの上着と灰色のズボン姿の北朝鮮選手団は、韓国に来た感激よりは緊張感が大きいようで、多少固い表情でタラップを降り、一部の選手らは朝鮮半島旗を振りながら歓迎する人々に軽く答礼していた。

チョ・サンナム北朝鮮五輪委員会書記長と李ドンファ副委員長、パン・ムンイル選手団長らが率いる北朝鮮選手団の第1陣にはケ・スンヒ(柔道)と 李ミョンフン(バスケットボール)、金ヒョンヒ(卓球)など、スター選手が多数含まれている。また物理治療士、報道陣の2人とサポーター4人、サッカー、バスケットボール、体操の審判も同行した。

北朝鮮の選手団は到着声明で「韓国の体育関係者、釜山市民、南の同胞に北の体育関係者と人民の熱い同胞愛を込めてあいさつする。皆さんと手をつないで民族の気概と力を誇示し、双方の統一への意志を内外の人々に知ってもらうようにすべての努力を傾けていく」と決意を示した。

しかし、北朝鮮選手団の役員らは空港内に儲けられた記者会見の場で「ご歓迎ありがとうございました」というたった一言だけを残し、報道陣からの質問は一切受けつけずに席を立った。



張桓壽 梁鍾久 zangpabo@donga.com yjongk@donga.com