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三星電子のDラム 世界市場の33%へ

Posted September. 24, 2002 22:25,   

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三星(サムスン)電子の世界半導体Dラム市場で占めるシェアが、初めて30%台を上回る見通しだ。

三星電子は最近、世界的な情報技術(IT)会社への部品供給が拡大するにつれ、昨年27%だったマーケットシェア(売り上げ)が年末頃には33%に伸びる見通しだと、24日明らかにした。

三星電子は1992年に世界の13.6%のシェアを占めて業界トップに踊り出た後、1999年に20%のシェアになってから3年でこんどは30%台を突破する。00年は20.9%から昨年27.0%へと、シェアを6%ポイント押し上げたのに続き、再びシェアを6%ポイント拡大させ、2年連続高い伸び率を堅持した。

昨年、世界Dラム市場で1%以上のシェアを記録した会社は合わせて11社で、1位の三星電子に次ぎ△マイクロン(19.06%)△ハイニックス半導体(14.47%)△インピニオン(9.73%)△エルピダ(8.53%)△東芝(6.42%)の順となっている。

三星電子がDラム部門のシェアを急激に伸ばしたのは、デル、IBM、ヒューレットパッカード、アップル、東芝、NECなど米国と日本のパソコンとサーバー、ワークステーションを中心に供給していたDラム半導体の取引先を最近になって大幅に拡大したためだ。

世界最大手の携帯電話端末機メーカー、ノキアと、インターネット設備会社のシスコ、欧州通信装備大手のアルカテル、中国最大のパソコンメーカーのレジェンドなどが、ここ1、2年間に新たに確保したた取引先だ。

さらに、ソニーのゲーム機プレイステーション2と高級パソコンに組み込まれるラムバスDラムのシェアは70〜80%に達しており、Dラムの主力として新たに浮上しているDDRSDラムのシェアも40%以上を維持するなど、高付加価値製品の割合が多くなったのも一役買った。

同社の黄昌圭(ファン・チャンギュ)メモリー事業部社長は、「毎年1%ポイントずつ上がっていたシェアが2年連続で6%ポイントも急増したのは、製品の質と生産性などすべての面で、三星電子がライバルDラムメーカーとの格差を広げているため」と説明した。



朴重鍱 sanjuck@donga.com