来年1月から、軍への入隊者が友人や親戚など希望する人と同じ軍部隊で勤務できる「同伴入隊制度」が導入される。
陸軍は4日「現役入営対象者が同伴入隊を希望する場合、入営3ヵ月前に各地方の兵務庁に申請書を提出し、兵務庁審査を受ければ良い」と発表した。しかし、前科や収監経歴などの欠格事由がある場合は除外される。
同伴入隊できるのは1人に制限される。また後方部隊や国防部、陸軍直轄部隊など配属希望が特定部隊に集中するのを防ぐため、同伴服務地域は前方の第1軍、第3軍の歩兵と砲兵に限定することにした。
陸軍は、同伴入隊が認められた入営対象者は、郷土師団は大隊級以下に、前方の常備師団は中隊級以下の同じ部隊に配属させる方針だ。陸軍関係者は「場合によっては同じ兵営で生活することもできる」と述べた。
陸軍は「同伴入隊制によって、軍に対する不安感の解消と不適応の予防に貢献するものと期待される。来年、約2万人に対して制度を適用し、徐々に増やして年間約5万人まで拡大させる計画だ」と明らかにした。
尹相虎 ysh1005@donga.com