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SAR数値、高いほど人体に悪影響 韓国製品は合格

SAR数値、高いほど人体に悪影響 韓国製品は合格

Posted October. 09, 2002 23:02,   

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韓国の携帯電話の比吸収率(SAR)が、製品ごとに偏差が大きいことがわかった。

9日、米国のインターネットのニュースサイト「ZDネット」によると、三星(サムスン)電子、LG電子など韓国メーカーの米国向け端末のSAR(単位:W/Kg)は最低0.665から最高1.45に上ることが確認された。これは、韓国と米国の携帯電話電子波の人体保護基準である許容値1.6を下回る数値。

これによると、三星電子は9モデルのSARが0.665〜1.45、LG電子は8モデルが0.669〜1.41であるという。モトローラのスタータック7860は、米国市場で販売中の携帯電話のうちSAR(0.24)が最も低い製品と評価された。

比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)とは、携帯電話を使う時、人体が電波にさらされることによって単位質量の組織に単位時間に吸収されるエネルギー量のこと。測定値が大きければ人体に悪い影響を及ぼすため、各国では人体の頭部に対するSARが基準値を超えないよう規制している。韓国のSAR許容基準は、米国と同一の1.6。欧州と日本は、これより高い2.0を基準にしている。



金泰韓 freewill@donga.com