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韓朝米3カ国首脳会談を提案 民主党韓和甲代表が国会演説

韓朝米3カ国首脳会談を提案 民主党韓和甲代表が国会演説

Posted October. 09, 2002 23:00,   

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与党民主党の韓和甲(ハン・ファガブ)代表は9日「韓国、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)、米国の『韓半島和平宣言』に向けて、3カ国が済州道(チェジュド)で首脳会談を開催することを提案する」と述べた。

韓代表は、国会の代表演説を通じて「当面した最も至急な問題のひとつは、米朝関係の主要懸案を包括的に妥結できるように知恵を集めることだ」とし、このように述べた。

韓代表はまた、野党ハンナラ党の李會昌(イ・フェチャン)大統領候補に対し「公的資金への国政調査が何故2度も水泡に帰したのかは、ハンナラ党と李候補が最もよく知っている」とし「公的資金のどの部分がどの企業に導入され、その金が誰の手に、どの党に注入されたのか、大体の国民は推測している」との考えを強調した。

同代表は「李候補についての9大疑惑は、明白な事実にもとづいたもの」とし、李候補の2人の息子の兵役免除疑惑の真相を糾明するよう繰り返し促がした。

続いて韓代表は「今回の大統領選挙では大規模な動員政治を止め、メディア、インターネットを活用した選挙に力を注いで、金のかからない選挙を率先して実現していきたい」と約束したうえで△候補者が出演し政策対決を繰り広げるテレビ討論会の活性化△選挙管理委員会や選挙法の改正意見を制度化する△大統領選挙候補から地域主義を掲げた選挙を打破する宣誓を受けること——などを提案した。

同代表は「今回の大統領選挙は、未来と過去の対決」とし「韓半島に和平を定着させるのか、対決の時代に戻るのか、中産階級と低所得階層の政府へ進むのか、少数の特権階層のための政府へ進むのか、改革を持続させて経済繁栄を実現させるのか——などを決定する選挙だ」と定義付けた。韓代表は代表演説が終った後、記者らに対して「ハンナラ党が建設会社K社関連の公的資金について調べたが途中で取りやめたという報告を受けている。対政府質問を通じて公開したい考えだ」と述べた。



尹永燦 yyc11@donga.com