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民主党の候補一本化推進議員17人が離党へ

民主党の候補一本化推進議員17人が離党へ

Posted October. 15, 2002 22:32,   

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与党民主党の田溶鶴(チョン・ヨンハク)、自民連の李完九(イ・ワング)2議員が14日、野党ハンナラ党に電撃的に入党したことを受けて、民主党内の「大統領候補一本化推進協議会」(一本化協議会)が15日に緊急会合し、一両日中に集団離党を強行する方針を決めるなど、政界再編に向けた動きが一段と加速化している。

ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)大統領候補も、同日、済州(チェジュ)道支部の選挙対策委員会発足大会に出席し、「党が持つ政策方向と理念に共感を示している議員を(入党を)拒むわけにはいかない。人為的な政界再編はしないが、志を同じくし、国の改革に賛同する人なら誰とでも手を携えて大和合の勢力を築いていく考えだ」と述べ、さらなる議席拡大を図っていく考えを明らかにした。早ければ来週中盤までに民主党議員1、2人を、自民連議員2、3人が新たに離党し、ハンナラ党入りする可能性が大きいと言われている。

民主党内の非盧武鉉(ノ・ムヒョン)と反盧武鉉の議員グループである一本化協議会の議員17人は、15日会合し、院内交渉団体を作るため遅くとも来週までには離党することで意見が一致し、同日の会合で共同代表に選出した崔明憲(チェ・ミョンホン)、金元吉(キム・ウォンギル)の両議員に近く離党届けを提出することにした。

一本化協議会のある議員は「第1段階として、地方区選出議員たちが来週中盤までに離党を決行し、第2段階で全国区議員たちが合流することになるだろう」として、「離党の動きが早まっている」と話した。

こうした動きとは別に、民主党内の首都圏選出議員の一部も個別に離党を模索している模様だ。非国会議員の支部委員長7人も、同日午前に記者会見し、離党を宣言したあと鄭夢準(チョン・モンジュン)議員の「国民統合21」の党結成発起人大会に参画する意向を表明した。鄭議員陣営も、同日、議員を選別的に迎え入れるとした方針を撤回し、民主党と自民連、ハンナラ党議員を迎え入れるための多角的な接触に着手した。

民主党の盧武鉉候補は、同日の記者会見で「後輩政治家を正しい方向に導くべき人が、旧態とした3金(金大中大統領、金泳三氏、金鍾泌氏)流の政治手法を用いていることに憤怒を感じる。国民のしゅん厳な審判があるはずだ」と語り、ハンナラ党の李候補を直撃した。

一方、民主党は、同日の議員総会でハンナラ党を強く非難する決議文を採択したあと、同日に予定されていた経済分野の対政府質問を拒否し、国会は二日続けて空転した。



尹永燦 鄭用𨛗 yyc11@donga.com yongari@donga.com