Go to contents

北朝鮮の金永南委員長「米が敵対政策撤回すれば憂慮解消」

北朝鮮の金永南委員長「米が敵対政策撤回すれば憂慮解消」

Posted October. 21, 2002 22:21,   

한국어

第8回南北閣僚級会談に出席している韓国側首席代表の丁世鉉(チョン・セヒョン)統一部長官は21日午前、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)平壌(ピョンヤン)の万寿台(マンスデ)議事堂で金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と会見し、北朝鮮の新たな核開発についての憂慮を伝えた。

丁長官は、韓半島で安保上の危機的な状況が醸成されてはならないと指摘し、早急に対話を通じた平和的な方法で最近提起された問題を解決してほしい」と求めた。丁長官は、さらに「そうしてこそ南北関係が進展することができる」と強調した。

金委員長は、これに対して「われわれも最近の事態を深刻に受け止めている。米国が共和国に対する敵対政策を撤回する用意があるなら、われわれも対話を通じて安保上の憂慮事項を解消する準備ができている」という原則的な立場を表明した。

一方、北朝鮮の平壌放送は同日、米朝枠組み合意の調印8周年を迎えての放送で「朝米枠組み合意は、その核心事項である軽水炉の提供が大幅に遅れたことで、破棄されるかどうかの深刻な分かれ道に立っている」と主張した。



成東基 esprit@donga.com