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金大統領「核除去求める文書、南北首脳会談で北に渡した」

金大統領「核除去求める文書、南北首脳会談で北に渡した」

Posted October. 24, 2002 22:17,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は、2000年6月の南北首脳会談で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(キム・ジョンイル)総書記に、核やミサイルなど大量破壊武器(WMD)問題についての立場をまとめた文書を渡したと、24日大統領府が明らかにした。

金大統領は23日、大統領府で行われた与野党の大統領選挙候補たちとの「6者会談」でも、このような事実を紹介したうえで「政府はどんなことがあっても、WMDに関しては、その危険性が完全かつ根本的に除去されなければならないとの立場だ」と述べたと大統領府関係者が伝えた。

金大統領は、この会談で「2000年6月の南北首脳会談でも、口頭でそのような立場(WMDの危険を取り除くこと)を伝えたし、私が述べた内容の要旨を文書にまとめて再度、金総書記に渡した」と述べた。

しかし、当時の文書に、北朝鮮のウラン濃縮を利用した核兵器開発の動きについてまで立場を表明したのかどうかは確認されていない。

これについて朴智元(パク・チウォン)大統領秘書室長は23日、国会議院運営委員会に出席し「6・15首脳会談でも、核は除去されるべきだという内容を文書で渡したし、今年4月に大統領特使として訪朝した林東源(イム・ドンウォン)大統領統一外交安保特別補佐官も、核問題を取り上げた」と述べた。



金影植 ysmo@donga.com spear@donga.com