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釜山アジア大会が終わったのに まだ帰国しない90人

釜山アジア大会が終わったのに まだ帰国しない90人

Posted October. 27, 2002 22:48,   

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釜山(プサン)アジア大会に出場した外国代表選手団のうち90人が依然として出国せずにいることが分かった。

27日、仁川(インチョン)国際空港の出入国管理事務所と釜山アジア大会組織委員会などによると、大会に出場した44カ国の約9900人にのぼる選手のうち、モンゴル35人、ネパール15人、中国5人、タイ2人など18カ国の90人が、依然として本国に帰らずにいるという。出入国管理事務所などは、これらのうち取材陣20人とアジアオリンピック評議会(OCA)の役員10人を除いた60人は、韓国内に違法滞在する可能性が大きいものとみている。

出入国管理事務所の関係者は「韓国とOCAの協定によって、外国代表選手団は今月29日まで韓国内に滞在できる。しかし大会が終わってから13日が過ぎても、妥当な理由なしに出国せずにいるのは不法滞在の意思があるとみなせざるを得ない」との見方を示した。

この関係者は「とくに、これらの大半は韓国内に違法滞在しているケースの多い国の出身だ」とし「30日から詳しい調査を行って違法滞在中の選手を把握し、該当国家に通報するなど適切な措置を取りたい」とする考えを示した。

法務部によると、4月末の時点で、韓国内に違法滞在している外国人は、42カ国からの約26万5000人で、国籍別には中国1万339人、パキスタン1631人、フィリピン1590人、バングラディッシュ893人、モンゴル678人などだ。



李浩甲 gdt@donga.com