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李明博ソウル市長の側近を選挙違反で捜査、自宅も捜索

李明博ソウル市長の側近を選挙違反で捜査、自宅も捜索

Posted October. 28, 2002 22:36,   

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ソウル地検公安第1部(朴𨩱俊部長検事)が、李明博(イ・ミョンバク)ソウル市長の選挙法違反容疑への捜査と関連して、李市長の選挙運動員である申鶴洙(シン・ハクス、身柄拘束・収監中)容疑者の銀行口座を追跡し、自宅と事務室の押収捜索を行ったことが、28日確認された。

検察は、申容疑者の銀行口座を追跡することなどを通じて、李市長が申容疑者と共謀し△違法な広報物を有権者9万1200人に配布したり△自身が著述した本7770冊を広報を目的に無料で配布したり安価で販売した、手掛かりを得た模様。

検察によると、申容疑者は、李市長の選挙運動と関連、戦略作りと政策・懸案の発掘などに向けて設けられた私設の研究所「東アジア研究所」の総務部長として活動していた。

検察関係者は「申容疑者は、李市長との共謀容疑を否認しているが、李市長に追及すべき部分があり、30日出頭するように通知した」と述べた。

検察は、李市長が、電話による広報メンバー数十人を動員し、違法な選挙運動を行ったとの理由で、与党民主党が告発した事件も捜査している。

また、6月13日の統一地方選挙で民主党の金民錫(キム・ミンソック)候補が「李市長は、わたしが学歴を虚偽記載したという虚偽事実を流布し、わたしの名誉を傷づけた」として告訴した事件も捜査中だ。

検察関係者は「これまで、李市長の側近と弁護士などを通じて召喚を通知し、召喚の時期を調整してきたが、李市長側は召喚調査に否定的な立場を示している」と話した。

これについて、李市長は28日「これまでに召喚を通知されていない」とし、召喚に応じるかどうかについて明確な立場を示さなかった。

李市長はまた「政治的な問題であり、答えるのがむずかしい」としながらも「(検察が)これまで何の動きも見せなかったのに、突然今になって召喚をいう内心が知りたい」と述べた。



李相錄 鄭景駿 myzodan@donga.com news91@donga.com