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修学能力試験、昨年比2〜3点下落の見通し「上昇は誤り」

修学能力試験、昨年比2〜3点下落の見通し「上昇は誤り」

Posted November. 07, 2002 22:37,   

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入試専門機関の見通しとは異なり、今年の大学修学能力試験(日本のセンター試験にあたる)の成績が、昨年と同様か、2、3点下がる可能性があることが明らかになった。

修学能力試験の成績が昨年より上がるという出題当局の目標が外れたことになり、とりわけ現役生の成績が下がったことから、高校の進学指導は困難に直面することなる。

李鍾昇(イ・ジョンスン)韓国教育課程評価院長は7日午後、教育人的資源部の記者室で記者会見を開き、試験当日にソウル京畿(キョンギ)地域の受験生約4万2000人(6.2%)の答案を仮採点した結果を発表した。

採点結果によると、受験生の平均成績は、400点満点で、人文系が208.8点、理数系236.2点、芸術・体育系166.7点で、昨年よりそれぞれ2.1点、3点、2.6点下がったことが明らかになった。

領域別の平均では、言語領域で人文系は0.9点上ったのに対し、理数系は0.2点下がった。また、△数理は人文系0.6点上昇、理数系0.7点上昇△社会探究は人文系4.4点下落、理数系8.1点下落△科学探究は人文系0.4点上昇、理数系4.4点上昇△外国語は人文系0.4点上昇、理数系0.2点上昇したことが分かった。

言語と数理領域の成績が昨年とほぼ同じ水準で出題されたのに対し、社会探究が4〜8点下がったため、点数の下落を主導した。評価院は「1部の領域だけを重視する大学が多く、そのため受験生が社会探究と科学探究の一方をおろそかにして勉強した傾向があり、1学期随時募集で合格した上位圏の学生が修学能力試験を受けなかったという原因もある」と分析した。



inchul@donga.com