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李承鎏、史上初の4年連続MVPとなるか

李承鎏、史上初の4年連続MVPとなるか

Posted November. 08, 2002 23:01,   

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李承鎏(イ・スンヨプ、三星)が史上初4年連続で最優秀選手(MVP)になれるだろうか。一番関心を集めている今シーズンの新人王は?

こんな疑問も14日になればわかる。韓国野球委員会(KBO)は8日、今シーズン最も活躍した選手に与えられる最優秀賞、最優秀新人賞の候補を発表した。

MVP候補は李承鎏をはじめ外国人選手のキーパー、チャン・ソンホ(以上起亜)、シム・ジョンス(現代)、ソン・ジンウ(韓化)の5人。新人王候補はチョ・ヨンジュン(現代)、金ジンウ(起亜)、朴ヨンテク(LG)の3人。

MVP投票では李承鎏の独走が予想される。李は打撃部門の本塁打(47)、打点(126)、得点(123)、長打率(0.689)で4冠王に輝いた。特に打点は99年に立てた自らの記録(123)を上回る126で最多記録を塗り替えた。

打撃王(打率0.343)と出塁率(0.445)の二タイトルを獲得したチャン・ソンホが強力なライバルではあるが、李承鎏にやや有利な展開となっている。

投手部門では、今シーズン19勝をあげたキーパーと18勝のソン・ジンウが有力視されている。キーパーは外国人投手としては初めて最多勝に輝いた。

MVPとは違って、新人王争いは依然として混沌としている。チョ・ヨンジュン、金ジンウ、朴ヨンテクいずれも今シーズン素晴らしい成績をあげた。新人としては最多の37セーブをマークし、セーブ王に輝いたチョはルーキーであるにもかかわらず、負担の大きい抑えを見事にやり遂げたという点で高く評価されている。

7億ウォンという高卒ルーキーとしては史上最高額を記録した「スーパールーキー」金ジンウは12勝11負の平均自責4.07で、起亜のマウンドで欠かせない存在となった。特に150キロの豪速球を武器に177の三振を奪い脱三振王に輝いた。しかし、LGとのプレーオフという重要な試合で抑え切れなかったのが減点の要因。投票は主にレギュラーシーズンの成績をもとに行われるが、ポストシーズンでの活躍も影響するのは当然だ。

これとは逆のケースがLGの朴ヨンテク。朴はペナントレースでは打率0.288に8本塁打、55打点で、他の二人に比べて活躍が劣ると評価されていたが、プレーオフ第5戦で決勝本塁打など2本の本塁打を放ち、印象深いプレーをした。

LGの韓国シリーズ進出の「立役者」である点を勘案すると、朴ヨンテクが新人賞を受賞しても文句を言う人は1人もいないだろう。

14日プロ野球担当記者の投票で決められるMVPには、2000万ウォン相当の純金の野球ボールとバットの形をしたトロフィーが、新人王にはトロフィーと賞金200万ウォンが与えられる。



金相洙 ssoo@donga.com